2010年07月31日

かぶった・・・・観るためには、敷居が高く、勇気が必要だった

私も、まともな家庭ではなかったのは、事実だった・・・・

もう、両親、そして、兄弟がいっせいに顔をあわせることはないだろうなぁ~

だから、こういう作品は、ちょっと、敷居が高い



「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 2007年公開 松岡錠司監督 オダギリジョーさん、樹木希林さん主演作品

父親のもとを離れ、母子で小倉から筑豊へ・・・そして、オカンの手で、高校、大学を出してもらうが、その大学も留年・・・・

その大学の卒業証書が、オカンの宝物・・・

東京で暮らすボクは、仕事も満足にせず、母親からの仕送り・・・そして、借金生活

しかし、絵の才能を開花させ、エッセイ、ラジオの仕事をするようになる

そんな中、オカンが癌に侵され一度は手術で治った・・・。

生活にゆとりのできはじめたボクは、オカンを東京へ呼び寄せることになった・・・

居酒屋を営んでおり、ひょうきんで芸達者なオカンは、ボクの友達にはあっという間に人気者になった

2人暮らしなのに、夕食で5合の飯を炊くとは・・・それだけでも、すごい量!!

オカンの癌が再発・・・すでに、手術は不可能・・・抗がん剤に頼ることに・・・しかし、治療の大変さから、抗がん剤を断念

そのまま、オカンは父親などに看取られて亡くなっていった・・・

オカンの葬式には、ボクの友達をはじめ、たくさんの人が参列してくれた

・・・・それが、人生の結果であり、評価じゃないかと、私は思う

この作品で、オカンが若かったころが、随所に見受けられた・・・見ていて、樹木希林さんに似ているなぁ~と、ずっと思っていた

と、感慨に浸りながら、エンドロールを眺めていたら、演じていたのが・・・・内田也哉子さんだった・・・どうりで、似ているわけだ

親子・・・という手があったんだぁ~

この作品は、文句なく、私は・・・★★★ 星三つ!!  


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2010年07月30日

なにか、すてきなことがありますように・・・・きれいな作品

棚が2つでは足りない・・・まだ観ていない作品だけを数えてみたが、100枚を超えていた・・・

観ずに、積み重ねてある作品も、まだまだ、たくさんある

これから先、どれだけの作品と会えることができるのだろうか?

先日、足の上に落ちたから、棚をもうひとつ増やした・・・が、積み重ねていたものを入れたら、その7割が埋まってしまった

そんな中で、5本の指に入る、きれいな作品と接することができた・・・・

人生という1本の糸・・・それが、絡み合って、まさしく、網を作り上げていくような作品



2005年公開 「大停電の夜に」 源孝志監督作品 豊川悦司さん、田口トモロヲさん、原田知世さんらが出演

インターネットでサンタクロースを追跡するところから、はじまった・・・・

そして、人工衛星!?が変電所に落下して東京が復旧の見通しがつかない大停電に・・・・そんな、クリスマスイブの夜のストーリー

今までの叶わない恋愛に終止符を打った女性は、エレベーターにとじこめられる・・・

別れた男性は、余命短い父親のもとを訪れ、自分の出生の秘密を暴露される・・・そして、死んだと言われていた母親に連絡

自分には、結婚する前に、子供がいたが、その子を父親が引き取った・・・・そのことをだんなに人生初めて告白

女房に、自分と一緒になる前に子供がいたことを告白され、停電の夜、散歩に出た男性・・・・そして、停めてあったFORDを拝借

5年の刑期を終え、出所し、かつての恋人と再会した男性・・・・しかし、その恋人が産気づいたことから、病院へ歩いて担ぎ込もうとする

FORDに乗った男性が現れ、病院へ搬送し、無事出産・・・そして、かつてのベーシストが経営するジャズバーへ飲みに行くことに

ジャズバーには、近所のキャンドルショップの女の子も飲みに来ていた・・・・・・・・・・と、人生の糸がいろいろな人と絡み合って網のようになっていった

その中で、キャンドルショップの女性は、「なにか、すてきなことがありますように」といってキャンドルに灯をともしていた・・・

しかも、それを演じているのが田畑智子さん・・・・なんだか、いやされるぅ~!!「ハッピーフライト」は、実は今でも、彼女が主演だと思っている

ただし、この作品中で、ひとつのことをのぞいたら・・・・

キャンドルショップの女性は、ほとんど話をしたことがないけど、ジャズバーの店長のことをよく知っていた・・・

何時ころ、こういうことをしているとか・・・・そして、店内のいろんなものを物色・・・・そして、店長のプライベートまで詮索

自分が、ずっと観察されていて、知らないだろうと思っていることを他人が知っている・・・そして、必要以上の詮索されることは・・・やっぱ、怖い・・・・

他人に興味はあるかもしれないが、必要以上に興味をもつことは・・・・そうなると、やっぱ、ストーカーかも

でも、この作品は、いろいろな人生の糸が絡み合い、網のようになっていく・・・そして、最後は、きちんと収まるべきところに収まる

思わず、観終わった後に、きれいと、感嘆してしまった

私が観た中でも、5本の指に入るくらいの美しい作品・・・★★★ 星三つ!!   


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2010年07月29日

空腹のとき・・目の前にカツ丼を出されたら・・我慢できない!!

静かに、今日の夜も更けていく・・・・まぁ、そんなもんか

たまには、雨が降るのも、涼しくなっていいのだが・・・・こういう日は、エアコンの中でめっちゃ贅沢なケーキを食べながら

とうとう、DVDも、棚に収まりきれずビッグバン!!!足の上に落ちた・・・さすがに痛い!!

そして、この夏は、ところてんにはまった・・・・なぜなら・・・・暑いときにアイスはのどが渇く・・・・ところてんなら、食べた後のどは渇かない

もちろん、もっと、食べたいということもない・・・ただ、それだけの理由・・・さすがに、夕食はこれだけだときつい

だから、ご飯もとっている・・・しかし、相変わらず、朝食はとってない・・・やっぱり、相変わらず、代わり映えのしない夏

私にとって・・・・お昼は私にとって最大のディナー

お昼時・・・カツ丼が目の前に出されたら我慢できない・・・

立ち上る湯気、鼻を刺激するやさしい香り・・・・どんぶりが、「私をたべてぇ~」と誘っている



2005年公開 「あらしのよるに」 きむらゆういち氏の絵本が原作 杉井ギサブロー監督、中村獅童さん、成宮寛貴さんらが声優として出演

あらしの夜に廃屋で出会ったヤギのメイとおおかみのガブ・・・・そのときには、お互いの素性をわからず別れた・・・しかし、後日、会う約束をして・・・・

そして、本来、餌として食べているヤギとおおかみがピクニックに行ったりして、遊ぶようになる

それが、仲間に知れることになり、二人は、仲間から追われる

ヤギを食べて生きてきたガブは、自分の横にいるやぎを食べてしまおうと、幾度も葛藤する

しかし、ガブは、空腹は耐えられなかったが、友情を選択し追ってきたおおかみの仲間からも、メイを守った・・・

メイは、何度も、空腹のガブに、自分を食べてくれと頼んでいた

もちろん、このまま空腹が続いていたら、ガブもそのまま餓死していたのかもしれない・・・

私がガブだったら、どうなんだろう!?・・・うちのこたちはいい具合に脂がのっているが、いくら空腹でも食べられない・・・メイではなくてカツ丼だったら、間違いなく食べた

そんなことを考えながら、頭の中にあったのは、大岡昇平の「野火」だった・・・

ガブの優しさが、なんとも沁みたこの作品は・・迷わず・・★★★ 星三つ!!  


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2010年07月27日

3日間・・人生の・・Extra Time・・それでも知りたいか

知らなければ済むこと・・・・いくらでもある

知っていても、黙っていればすむこともたくさんある

めんどくさいことに下手に首を突っ込んで、波風を立たせるよりは、かかわらない方がいい・・・・

現代の日本は、そんな人間関係が希薄な世の中になってきているのだろうなと感じる・・・・

だから、隣の部屋で虐待が行われていても、見てみぬふり

以前、私も、年中、親がヒステリックに子供を叱るところを耳にした・・・・けど、結局、見てみぬふり・・・・かかわりたくない

逆切れされて、刺されたら、それこそ、迷惑!!

自分の知らないことをあえて、調べさせようとする神様は、ある意味残酷・・・



2006年公開 「椿山課長の七日間」 河野圭太監督作品 西田敏行さん、伊東美咲さん、和久井映見さんら出演

突然過労死した椿山和昭(西田敏行)・・・・そして、天国と現実の境目に亡くなった人たちが集められた

そこで、3つの選択・・・そのまま、天国へ行くか・・・魂を抹消されるのを望むか・・・やり残したことを片付けに現実へ戻るか

現実に戻るには、その人に対して神様の審査が必要ではあったが・・・初七日まで、別の人に姿を変えて戻り、片付けることができる

選ばれたのは3人、やくざの無益な闘争を防ぐためにやくざの親分、生みの親に捨てられた子供、仕事人間で知らないことが多すぎた椿山課長・・・

3人は、初七日まで残り3日間、姿を変えて現実に戻されたが・・・・椿山課長が、伊東美咲さんの姿に変えられたのはすごい!

・・・いきなり、そんなに美人になったんだから・・・私だったら、それだけで、残りの3日間遊びまくる・・・かも!?

結局、やくざの無益な闘争をとめた親分、無事に生みの親を探し当てた子供、そして、子供の出生の秘密、女房の不倫、父親のことなど、数々のことを知った椿山課長

思い残すことなく3人+あとから合流した椿山課長のお父さんと、天国への階段を上っていった

今、突然、私がぽっくりいったら・・・・やり残したことを成し遂げに3日間戻ってきたら、何をするのだろうか?

とっとと、天国の階段を上り始めるかも・・・もし、あったとしても、せいぜい、やることは、葬式代の工面をするくらいじゃないか?

それにしても、天使のような姿で登場していた和久井映見さん・・・・アラフォーには見えなくらいかわいらしい!!

西田敏行さんと和久井映見さんが出ていたこの作品は、ある意味、感動モノ・・・★★★ 星三つ!!   


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2010年07月26日

行ったところで・・国はない・・一度もつかってないパスポート

いつごろ、パスポートの更新なんだろうと、確認してみた・・・・

あと2年くらいで、パスポートの更新・・・・

10年の有効期限だと、明らかに、顔は変わる・・・・が、昔持っていたものと、明らかに、内容も異なっている

以前私がもっていたパスポートには・・・「北朝鮮を除く」の文字が書かれていた

要するに、北朝鮮に万が一入国した場合でも、日本は、日本人であることを認めてくれないだろう・・・・自己責任

しかし、今では、それが消えた・・・ということは、あとは、相手の国に拒否されなければ、入国はできる

もっとも、危ないところに、あえて行こうとは思わないが・・・・



2004年公開 「ターミナル」  スティーヴン・スピルバーグ監督 トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演の作品

ジョン・F・ケネディ空港の国際線ロビーに着いたビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は、母国のクラコージアで出国後、軍事クーデターが勃発し、パスポートが無効となり、入国を拒否され、数ヶ月にわたり空港に足止めを食らった

空港にいる間も友人ができ、仕事を見つけ、お金を稼ぎ、恋愛をしながら、入国が許可される日を待つ・・・

あくまでも、クラコージアという国は架空の国なのだが

さすがに、今の日本ではクーデターは起きることはない・・・だから、いつでも、海外旅行しても、パスポートは有効だろう!!

日本人はクーデターを起こすほどパワーはないだろう

あえて、危機といえば・・・海外にいる間に、国が経済破綻・・・一気に円安は、あるかもしれない

ということで、今度はもうちょっとまともな、パスポート用の写真を撮っておかなくては・・・

それにしても、この作品にはモデルがいたことについても、実際に驚かされている

1988年から15年以上ド・ゴール空港で生活していたイラン人難民のアルフレッド・マーハン氏・・・今はもう、そこでは生活していないが・・・

こういう役をやらせたら、トム・ハンクスの右にでる役者はいないだろうと思っている・・・★★★ 星三つ!!

しかし、私がパスポートを紛失して国に入れなかったとしても静岡空港の国際線ターミナルで生活はしたくない  


Posted by としです at 21:21Comments(28)夜長の映画

2010年07月25日

独断と偏見・・・割ぽう着が、一番似合う女優さんは・・・

小学校のときの給食当番・・・・1週間続いて、学校の割ぽう着を着て、2列に並んで、給食室へ

汁物の食缶や、牛乳は重いから、当たりませんように・・・って祈っていたものでした。

カレーのときなんかは、最悪!!ご飯を持ってくるのも重たいし、カレーを運ぶのも重たいし

そして、1週間が終わると、割ぽう着を家に持って帰って洗ってきて、次の当番に渡して・・・・

たまに転んで、食缶をひっくり返して、そのまま、いろんなクラスを回って、ちょっとずつおかずを恵んでもらって・・・なんて子がいたのも思い出します

そんな割ぽう着・・・あのころは、汚い着物って思っていたのですが、最近の見かたは変わってきました

割ぽう着が一番似合う女性・・・どう考えても、真っ先に思い出すのが、磯野フネさん!!この方はダントツ!!

そして、ナンバー2が、さくらこたけさん・・・って、どちらも、日曜日の夕方ですが・・・・

女優さんはというと、どうしても、泉ピン子さんの印象が強いのです・・・渡鬼の、幸楽のイメージが強いのか、それとも、おしんのときの、もんぺの姿が印象的だったのか・・・

泉ピン子さんは、私が好きな女優さんの一人・・・そんな泉ピン子さんのチャイナも見れた・・・・あまり観たくはなかったが・・・



2008年公開 「カンフーくん」 小田一生監督作品 チャン・チュワン、泉ピン子さん、藤本七海さん出演作品

36人の相手に勝てば、カンフーの免許皆伝になるカンフーくん(チャン・チュワン)、35人を倒し、最後の相手は日本にいると、日本に送られた・・・

そこで、太極拳の達人、泉ちゃん(泉ピン子)の店に居候・・・泉ちゃんのお店が、ニュー幸楽という中華料理屋さん・・・そのネーミングだけでも、私にはたまらない

そして、黒文部省にさらわれた泉ちゃんの孫のレイコちゃん(藤本七海)を助け出そうと、カンフーくんと友人たちは、黒文部省の事務所に立ち向かい、黒文部大臣を倒し、レイコちゃんを救う・・・・

ストーリーは、まぁまぁ、お決まりのパターン!!というか、少林少女と似てる!!

けど、この作品の中での主役は・・・・私にとっては、泉ピン子さんでした!!

ひさびさの、泉ピン子さんの割烹着姿を見れた私は・・・★★★ 星三つ!!   


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2010年07月23日

人生は・・・幸せ探しの長い旅路!?幸と不幸は表裏一体

自分が今、幸せなのか・・・

以前にも、自分にこのように問いかけたことがありました・・・でも、答えはなかなか出ません

今、楽しいか・・・と、問われたら、答えはすぐに出せます・・・楽しくないって・・・

幸せ・・・とは、難しい・・・何をもって幸せというのか?

以前、西田敏行さん主演の「学校」を見たときにも、「幸」について考えさせられた

今の自分で満足できずに、さらに、幸せを目指して・・・きつい人生を生きなければならない

しかし、よく口にする言葉は・・・「あのころは幸せだったなぁ~」と

改めて、幸せってなんなのかを考えた作品



2007年公開 中谷美紀さん、阿部寛さん主演 堤幸彦監督作品 「自虐の詩」

もともと、業田良家氏原作の4コマ漫画を原作とした作品

母親に捨てられ、父親は愛人を作り、その愛人の無理な要求から、父親は銀行強盗・・・学生時代、唯一、相手にしてくれた友人は熊本さんだけ

身を投げ出して働いていた幸江(中谷美紀)の前に現れたのはイサオ(阿部寛)・・・そして、同居

その後、イサオは、ラーメン屋で働く幸江から金をむしりとっては、ギャンブルに明け暮れる日々・・・まさしく、ヒモ

そして、気に入らないことがあるたびに、イサオはちゃぶ台返し!!これは、星一徹をはるかにしのぐ腕前・・・

幸恵は、小さな幸せがほしいと、ことあるごとに、願っていた

そんな幸恵とイサオの間に子供ができた・・・これに対して、イサオは何も言わない

しかし、幸恵は、歩道橋から落ちたが、一命を取り留める・・・必死の医療もあり、子供も無事

意識を戻した幸恵に、イサオが「3人で海に行こう」・・その一言で、愛情を知る・・そんな幸恵の幸せ探しの人生

最後はこの一言で締めくくられた・・・

幸や不幸は、もう、どうでもいい・・人生には明らかに価値がある 

確かに、そうだろう・・・

それにしても、ほとんど台詞はないが、阿部寛さんも主演・・・というのは、すごい!!阿部寛さんだけ編集して観ていたら、まるで、サイレント映画

しんみりと幸せについて考えた作品は、私にとっては・・・★★★ 星三つ!!  


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2010年07月22日

どう考えても・・・人の手によって宇宙は作れない・・・と思う

E=mc² ・・・アルベルト・アインシュタイン博士の特殊相対性理論

この方程式は、実際に、核反応によって実証されている・・・・しかし、私の頭では、やっぱ、理解できない・・・

なんで、エネルギーと、質量と、光速が、関係あるの???????????

そして、もっとわからないのが、宇宙創生・・・・ビッグバン・・・・150億年前、今の宇宙が作られたって

ビッグバンが起こる前は、質量無限大、体積0の状態が存在し均衡を保っていた・・・って、そんなの、私の世界感ではありえない

そして、その均衡が崩れ、ビッグバンを引き起こした・・・光子、重力子、ウィークボソン、グルーオンが飛び出しとか言われても、さっぱりわからない

昔、ニュートン(雑誌)とか、NHKのアインシュタイン・ロマンとか、いろんな書籍でチャレンジしたが、結局、そうかぁ~と思うだけで、さっぱりわからん!!

その理論に関しては、相変わらずチンプンカンプン!!・・・人の手によって宇宙は作れるか!?という命題にチャレンジした作品



「神様のパズル」 2008年公開 三池崇史監督 市原隼人さん、谷村美月さん主演の作品

双子の弟 綿貫喜一(市原隼人)の代わりに、大学へ行くことになってしまった基一(市原隼人)はゼミにも参加することに・・・

その上、先生に頼まれて、不登校だった人工授精によって生まれた穂瑞沙羅華(谷村美月)をゼミへの参加を促しに行った

天才と呼ばれていた穂瑞沙羅華は、自分が面白いと思われるテーマがなければ、ゼミに参加するつもりはなかったが・・・

宇宙は人間の手によって作れるのか?の命題に興味を持ち、基一とともに、証明することになる・・・

すし屋でバイトをしていた基一にとっては、穂瑞沙羅華はおろか、ゼミのメンバーが言っていることも理解できない

わけもわからず、理論武装し、ゼミで発表・・・そのうち、穂瑞沙羅華は理論上、宇宙ができることを見つけた

日本中を停電にし、その電力を研究室に集め実験室でビッグバンを起こし、宇宙を作り出そうとした・・・その直前に基一に止められた

って、せいぜいちっぽけな日本だから、日本中の電力を集めても、宇宙はできないのでは・・・・・百歩譲って、もしできたら・・・・

ちっちゃいちっちゃい宇宙だろうとはいっても、宇宙・・・・質量無限大、体積0の状態・・・・その均衡を破る

ビッグバン・・・大爆発を起こして、周辺は吹き飛ぶ・・・

そんなもの、私にとってはわけがわからなくて、宇宙なんてできなくていい!!できたら、兵器にでも利用されかねないのだから

そう、U238だって、実際に、原爆になった・・・広島型の原爆は、相対論の計算上7gの質量がエネルギーに変わった・・・だけだそうですが・・・

それよりも、たまたま、地球が太陽から、程よい距離に作られて、程よい大きさで、水が液体で存在して、酸素があって、程よい温度で、昼夜の気温差も小さくて・・・そんなほんの小さな偶然の上に出来上がった地球上に存在している・・・

それだけを考えていたほうが、神秘的!!

もし、この距離が、もうちょっと、太陽に近かったら・・・もし、地球が、原始の地球のように、二酸化炭素の大気のままだったら

人間は存在しない・・・

しかし、この作品を観ていたら、宇宙における人間の存在価値がわからなくなった・・・もしかして、宇宙においての人間の価値はない??

そういう話は、わけがわからないが、私は大好き・・・★★★ 星三つ!!  


Posted by としです at 21:44Comments(18)夜長の映画

2010年07月20日

ラーメンと天ぷらそばとカルボナーラ・・・さて、どれ食べる!?

インターネット上での会話・・・・10年以上前はよくチャットルームに入って、2時間も、3時間も10人くらいの仲間で話をしたものでした

夜、10時過ぎると、一人、また、一人と入り込んできて、たわいもない日常会話

そして、眠くなると、それぞれが落ちていく・・・デザイナーもいれば、主婦も、そして、自営業者も、会社員も・・

もちろん、お互いに、顔を合わせたことはない・・・

しかし、暗い部屋の中でパソコンに向かっていたので、それで、みんなの会話についていくためにはタイプを鍛えなくてはならない・・・・

今思えば、タイプの訓練になったのでした・・・

今では、会話とまではいかないが、twitterやmixiでつぶやきを楽しんでいるが、あのころとは違う

そして、昔から変わらず・・・というか、最近は個人情報や、違法な書き込みはほとんどないが、なんでもありの2ch掲示板

ここのレスを見ると、1分ごとに記事が更新されていたりと、掲示板にもかかわらず、会話になっていることが多い

2chの住人・・・相変わらずいるんだぁ~・・・でも、2chでみんな恋愛ができるのなら、私も入ってみるのも悪くはないかも

そんな2ch発 ラブストーリー・・・「電車男」は爆発的なヒット作品・・・ではなく



「痴漢男」 2005年公開 柳浩太郎さん、長谷部優さん、長澤奈央さん、磯山さやかさん主演の作品

まず、タイトルの第一印象・・・・やばい映画だろ!!そして、あらすじをチェック・・・ほかの作品と一緒にとりあえず買ってみよっと!!

2chの住人である痴漢男(柳浩太郎)・・・爬虫類が趣味でアニメオタク・・・が、カンチ(長谷部優)に、痴漢と勘違いされる

痴漢男が痴漢ではなかったことがわかると、カンチが日ごろからストーカーに悩まされていることを痴漢男に相談している

カンチ、関西(長澤奈央)、ロリ(磯山さやか)は同じお店でアルバイトをしている友人同士である

はじめは、痴漢男はカンチのことを好きだと思っていたが、次第に、面倒見がよく、姉御肌の関西に惹かれていく

素朴な痴漢男を見ているうちにロリが好意を寄せるが、その誘いを断ったため、ロリと関西との友情も気まずくなっていく

結局、最後は、ちょっとした後押しでロリと関西は仲直り、そして関西と痴漢男は結ばれてハッピーエンド・・・

例えれば、はじめにラーメンを出されて、食べようとしたら、天ぷらそばを出されて・・・・

天ぷらそばを食べようとしたら、ゆであがりのカルボナーラを出されて・・・でも、天ぷらそばを食べちゃった・・・ってな感じ

それにしても、2chのアニメオタクがこんなにモテモテだったら、私も、2chの住人になってもいいかも・・・

しかし、私がオタクになるためには・・・・アニメの知識が足りなさ過ぎる!!詳しくわかるのは・・・アルプスの少女ハイジくらい

電車男人気にのっかった、2chラブストーリー・・・とはいっても・・・私はやっぱり、エルメスさんのほうがいいな!!

この作品は「電車男」を観てなければ、3つだが・・・★★ 星二つ!!  


Posted by としです at 22:14Comments(20)夜長の映画

2010年07月18日

昔は、映画館といえば、2本立だった・・・ラブストーリーの後は

梅雨が明けた・・・梅雨時は、特に肩こりや頭痛に悩まされる・・・そうでなくても、いつも、肩こりは激しいのに・・・

こういうときに、役に立つのが鍼・・・・で、首筋から背中にかけて、10本の小さい鍼を貼っておくと一気に楽に!!

最近は細かい文字を見る事はすくなくなってきている・・・老眼!?体のおとろえと、懐古の日々・・・年老いたのか?

細かい文字といえば、新聞・・新聞の映画の劇場案内・・そこを見ると、昔はたいてい2本立が普通でした

劇場へ行くと、メインの自分が観たい作品と、もうひとつ・・・長い時間、映画館で座っていたのを覚えています

あのころは、映画館も、指定席ではなく、途中から入ったら、次の回の最後まで・・・

私のうちでは今でも、2本立・・・そして、2本目の途中で、眠くなったら眠っちゃう!!ときどき、1本目から寝てしまうこともあるのですが

ぐちゃぐちゃのラブストーリーを観た後は、余韻に浸りながら、気分一新、愉快な作品を観たいことがしばしば・・・

愉快だけど、笑えない作品・・・



「日本以外全部沈没」 2006年公開 筒井康隆原作 小橋賢児さん、村野武範さん、藤岡弘さんら出演作品

アメリカが、突然の地球上のプレートの大移動で、1週間で海に沈んだ・・・大統領はエアフォースワンで逃げ出し、日本へ移住した

その後、ユーラシア大陸、アフリカ、オーストラリアが海に沈み、残されたのは、地球上で、日本列島だけ

そして、日本には、各国の首脳、大物俳優、著名人などが集まり、日本の人口は一気に5億人

日本円だけが、強く、その時の為替レートは1ドル・・50銭!!ユーロに至っては、1ユーロ・・-(マイナス)4円って、ごみにした方がまだましということ

ホームレス外国人が増え、犯罪が増え、GAT(Gaijin Attack Team)が組織され、外国人がどんどん国外追放に・・追放されても、行くところはない

それにしても、日本は、鎖国などを行ってくるような国ですから、島国根性・・・というか、排他的

あまりの日本人の外国人に対するしうちのひどさ・・最終的には、日本も海の底に・・笑えない作品でした

プレートといえば、ハワイののっかっている太平洋プレート・・これが、年に数cm、日本の方向へ移動している・・・

ということは、もし、1億年~2億年後・・・生きられたら・・・私も日本で国境を体験できる!!

あくまでも、日本が沈没しなければ・・・・

ストーリーは、おもしろいが、手放しでは笑えない・・・

国際問題に発展しなければいいなぁ~と思いながら観たので、この作品は・・・★★ 星二つ!!  


Posted by としです at 19:52Comments(26)夜長の映画

2010年07月17日

映画の中での恋愛は・・・グッチャングッチャン!!

映画の予告編・・・・これは、私にとっては最大級の情報源・・・・ほんの2~3分の予告で、その作品を観てみたいと思う

また、その作品を観た後に、その作品の予告編を観ることもある・・・それはそれで、楽しめる

予告編を観た後に、すぐにネットで検索・・・・ビンゴ!!って、見つかると、即、入札・・・・

言い換えれば、衝動買いならぬ、衝動入札ってやつ!!

趣味がこのくらいしかないから、まぁいいか・・・って自分であきらめているのですが・・・最近、邦画が多くなってきている

その中で、ラブストーリーといったら、定番は、単純に、男性と女性がくっついて、ハッピーエンド・・・

で、その過程を眺めて楽しんでいるのは、まるで、芸能人の恋愛ネタをワイドショーで見ているような感覚

っま、対岸の火事とでもいったところでしょうか・・・

予告編で、卵を渡すシーンがやけに印象的で衝動入札してしまった作品・・・それが



2006年公開の「天子の卵」 市原隼人さん、小西真奈美さんらが出演し、映画化された作品

この作品は、1993年に村山由佳さん原作の恋愛小説をもとになっているために、ラブストーリーでありながら、携帯電話のにおいがしない!!

それは、私にとってはかなりポイントは高かった・・・

夏姫という恋人がありながら、たまたま、電車であった春妃に一目ぼれをしてしまう美大浪人中の歩太

そして、春妃は、恋人の8歳年上の姉であり、父親の入院する病院の主治医

次第に、春妃も歩太に惹かれていき、恋を成就させるが・・・春妃は突然、亡くなってしまう・・・

数年後、夏姫は懐かしさで学校に行かず土木作業をしていた歩太に話しかける・・・

おいおい、恋人がいるのに、恋人のねぇちゃんを好きになるか~?

もし、仮に好きになったとしたら・・・・数年後に、失恋した相手に、声かけるか??

私なら、どちらも、ありえない・・・って、こんな恋愛って・・・・めんどくさぁ~

同じ、ぐちゃぐちゃになるのなら・・・まだ、ホームドラマの方がいい!!渡鬼大好きの私です・・・

こういうめんどくさい作品は、私にとっては・・・★★ 星二つ!!  


Posted by としです at 20:37Comments(18)夜長の映画

2010年07月15日

電話帳・・・23ページにわたって・・・今ではありえない

個人情報保護法・・・個人情報の第三者への提供が、できなくなり、プライバシーが保護されている

それに伴って、私は、もちろん、個人情報は流出しないように注意をはらっている・・・

そして、日常会話の中でも、相手への詮索はやめた 知らなければ、流出のしようはない・・・ある意味、人間関係が希薄になり、つまらない時代になったのかも

しかし、私が高校生だったころ、まだ、分厚い、個人の名前の電話帳があった・・・

今では、黄色い事業所の電話帳が私のところには配達されている

当時の電話帳には、市内の各家の電話番号と、住所がすべて開示されていた・・・まさしく、個人情報の宝庫だった

気に入った子の住所・・・お父さんの名前とか・・・でも、今みたいにインターネットが発達していなかったから、結局、住所がわかっただけで、自己満足していた私でした

ふっとしたことから・・・・この苗字の人は、電話帳に何軒載っているのだろうか・・と数えたこともあった

今となっては、どの苗字だったかは定かではないが、23ページにわたって、同じ苗字が連なっていたのを見たことがあった

そういえば、日本人の苗字は、自然の事象を用いた言葉が多い・・・そんなことを、聞いたことがある

それと同時に、アメリカ人は・・・色とか、職業を苗字にすることが・・・鍛冶屋さんとか、大工さんとか、粉屋さんとか・・・

うそか本当かは定かではない

そんなことを思い出さざるを得なかった作品・・・



「リアル鬼ごっこ」 2008年公開 柴田一成監督  石田卓也さん、谷村美月さん主演のホラー作品「リアル鬼ごっこ2」が2010年6月に公開され、上映終了を迎えている。

現実の世界と平行して存在するパラレルワールド・・・そこでは、国王の独裁によって支配されていた

そして、パラレルワールドと現実は、全く人間が異なる人格で存在し、パラレルワールドのその人が死ねば、現実の人間も連鎖して死ぬ

とある理由から、国王の命令で全国の佐藤さんをすべて捕らえて処刑すると・・・佐藤さんを捕まえるために、放たれた鬼

パラレルワールドで佐藤さんが殺されたため、現実の世界で、佐藤さんばかりがなぞの死を遂げる

1日の限られた時間、7日間に渡って鬼ごっこが続く

鬼に捕まると処刑場送り・・・そして、鬼は人間に埋め込まれたマイクロチップをもとにGPSで佐藤さんを探しだす

最後は、佐藤翼(石田卓也)が現実の国王として存在している人物を滅ぼし、パラレルワールドの国王が連鎖して死んだ・・・

しかし滅ぼした瞬間、また佐藤翼は全く別のパラレルワールドへ送り込まれた・・・それが、リアル鬼ごっこ2だったが・・・

観たいと思ったときには・・・・劇場公開終了していた!!

人間をマイクロチップで管理・・現在の日本も、住基カードだったり・・・納税者番号制度の導入も検討されていて、資産や税金を管理されて・・しかし、資産まではどうかと思う

資産がある人にとっては、国に管理してもらった方がいいのか?そのほうが、相続税も、円滑に納税できたり・・・

・・・そして、現実に、GPSで居場所まで国に管理されたら・・・いかがわしいところにはいけな

いかがわしいところって、一体!?そう、飲んだ後、公園のベンチで寝ていたり・・・・できない

ホラー映画と分類されていたが、どう見ても、サスペンス・・・★★★ 星三つ!!  


Posted by としです at 21:59Comments(26)夜長の映画

2010年07月14日

子供のころは、感性が豊かで、何でも新鮮でした・・・

私にも、子供のころはあったなぁ~

小さかったころ、ドリフの、お化けのコントで、夜、寝るのが怖くなったり・・・・

「アルプスの少女ハイジ」や、「フランダースの犬」、「母をたずねて三千里」・・・などを見て、涙を流したり・・・・

仮面ライダーを見て、家の外に、ショッカーとその怪人がいるような気がしたり・・・

ともすれば、井上靖先生の「しろばんば」を読んでいたら、泣けてきたり・・・

あのころは、見るものすべてが初めてのことばかり・・・毎日に変化があり、新鮮でした。

そんな激動の1日1日の繰り返し・・・だから、子供のころの1年って長く感じ、大人になってからの1年は、変化が少なくマンネリ化するために、1年が短く感じるんだと聞いたことがあったのですが

事の真偽は定かではありません・・・けど、1年が、早い

そんな私の歴史の中で、当時・・・すごいと思っていた作品・・・



「幻魔大戦」 1983年公開 平井和正氏、石ノ森章太郎氏原作 声優は古谷徹さん、小山茉美さん、江守徹さん、池田昌子さんなど・・・

声優さんだけあげても、ものすごいメンバー・・・池田昌子さんっていったら、「銀河鉄道999」のメーテルだし、古谷徹さんって言ったら限りない!!小山茉美さんのアラレちゃんだって・・・

内容は、全宇宙を滅ぼそうとする幻魔が、地球に迫ってきた・・・・地球が、とうとう、決戦の場に・・・

7人の超能力者と一人のサイボーグが、富士山上空で、幻魔をほろぼし、再び、宇宙に平和が・・・地球人と、宇宙からやってきたサイボーグが、宇宙の危機を救ったと・・・

おいおい、日本の富士山上空が・・・宇宙の中心!?

確かに、あのときには、この作品を観て超能力って、すごいと思っていた・・・・

確かに、あのときには、この作品を観て地球人って最高だと思っていた・・・・

確かに、あのときには、この作品を観て宇宙の中心が地球だと思っていた・・・・カモシレナイ!?

宇宙を舞台としたスケールの大きさと、超能力といった、私には備わっていない能力を持った人たち・・・

日々が新鮮で、感受性が豊かだったあのころ・・この作品は、私の中ではものすごく衝撃的でした・・

しかし今は、現実の中で生活している、あのころの私は、見聞を広げてしまった今の私とは明らかに違う

あのころの思い出、もう一度観たい・・・そう、思わなければよかった・・・パンドラの箱は、たまには開けない方がいい時もある

そっと、しまっておけばよかった

思い出の中なら三つだったが、パンドラの箱を開けてしまった今となっては・・・★★ 星二つ!!  


Posted by としです at 21:32Comments(12)夜長の映画

2010年07月13日

Quality of Life・・人生で、一度も考えたことがなかった

Quality of Life (人生の質) ・・・・今までの私は、一度も目も向けなかったこと。

ホスピスの存在・・・終末期医療、今までの自分には関係ないだろうと思っていた

そして、今を生きることに精一杯の私は、人生の質、これからの将来まで、目が行き届かないのが現状・・・

今の私は、おかげで、こうやって、多くの作品と触れ合うことで、いろんな人生に出会える。



「象の背中」 2007年公開 井坂聡監督 役所広司さん、今井美樹さん主演作品

突然、末期の肺がんであり、ほかにも転移していることを宣告された・・・しかし、選んだ道は、治療ではなく、死ぬまで生きること

遺書と称して、初恋の相手や、喧嘩別れをした友人に会いに行き・・・

半年の間、家族に支えられ、ホスピスに入り、そして、家族に看取られながら、息を引き取った

この作品の中で、いくつかの印象に残った言葉が

ホスピスに入っている患者と出会い、ライターを借りたときのその患者の言葉 「ここ(ホスピス)は、昨日話していた人が、今日消えて亡くなる場所」・・・だったかな??

愛人が、見舞いに訪れたとき、奥さんはそれを承知で深く頭を下げ、見送った。後に、兄が訪れ、この愛人に分骨を願ったときの言葉 「過去のことは許せても、これからのことは許せない」

そして、「象は、自分の死を悟ったときに、群れから離れ、死に場所を探す」

でも、象ばかりではない・・・・猫だって、自分の死体を隠すといわれていますから・・・看取られて亡くなるというのは、人間ばかりだろうと・・・

順風満帆の人生を生きてきて、突然の余命の宣告・・・・唯一、兄に「死ぬのが怖い」と、自分の弱さを見せた

私だって、もし、突然同じような立場におかれたら・・・こんなに冷静ではいられない。

とりあえず今は動けて働ける・・・だから、考えたことがないのだろうとは自覚しているが・・・

やっぱり、今を生きるので精一杯で、考えられない

15年位前に劇場で観た、マイケル・キートン、ニコール・キッドマン主演の「マイ・ライフ」を思い出した

このとき一緒に行った子は、劇場を出るときに、目を腫らしていたのを思い出した作品でした

この作品は、迷わず・・・★★★ 星三つ!!  


Posted by としです at 21:42Comments(25)夜長の映画

2010年07月12日

グルメ作品!?こんなのはじめて・・・・主役がぬいぐるみ!!

昨夜は、疲れ果てて、選挙特番が最後まで観れなかった・・さっそく、twitterで当選議員にコメしてました・・

そして、ふたを開けてみたら、また、ねじれ!!

いい加減にしてくれよぉ~また、つまらないうちわもめを見る、また、日本がとまる、そう思いながら今日1日を過ごした私でした・・・・ところで

主役・・・・自分の人生においてはあくまでも、自分が主役・・・・

いろんな作品を観ていると、その中に入り込んでいる自分が・・・

あるときには主役、あるときには脇役として・・・・

たいていは、ストーリーに入り込んで、その中で客観的に見ていることが多い・・・有体離脱して自分を見ているような感じ

そして、今までの主役は、人間だったり、ロボットだったり、動物だったり・・着ぐるみだってたくさんあった・・

でも、この作品の中の主役を演じたのは・・・・ぬいぐるみ

こんな作品、私は初めてでした・・その作品が



2008年公開 「猫ラーメン大将」 黒沢年雄さん、加藤和樹さん、声優として、古谷徹さんなどの出演作品

このキャスト、すごすぎる!!ベテランの黒沢さんや、あの、アムロ・レイの古谷徹とか!!

アムロ・レイといえば私が子供のころは、「アムロ行きます!」とか、「親父にも殴られたことないのに」は、今でも印象に残る一言でした・・・

キャットアイドルの父が子供を星一徹並みの教育・・かわいらしい姿をしていながら、声はドスが利いている・・

動物でアイドルといえば、ソフトバンクの柴犬のカイくんと、ネネちゃん、アイフルのチワワのくぅ~ちゃんや小梅ちゃん・・・を思い出しますが

そして、ちょい不細工のその子は父に反発して家出・・・そして、就職活動ですし屋やタクシーの運転手・・・・

猫が寿司を握りながらネタを食べちゃったり、タクシーの運転でねずみが出てきて暴走したり・・・どれもうまくいかず落ち込んでいるところに現れたのが、ラーメン屋の大将

ラーメン作りを学び、お店を持つが・・・・スキャンダルで引退し、ラーメン屋を開いた父とラーメン対決・・・

ぬいぐるみだと、無理あるわぁ~ラーメンの湯きりしていると思ったら、ラーメンこぼれてラーメンはなくなっているし・・・

ただ、この作品の中で、和歌山の貴志駅長を務めているたま駅長が出てきたのはちょいとうれしかった

それにしても、猫のぬいぐるみが主役・・・そして、黒沢年雄さんも、真剣に演技しているところ・・・ある意味、すごかったぁ~

新鮮だった・・・という理由だけで・・・この作品は ★★★ 星三つ!!

さて、今から、W杯の決勝戦の観戦!!  


Posted by としです at 21:00Comments(19)夜長の映画

2010年07月11日

乗り物には・・強くも、弱くもない、たまに、酔うかな・・

日本中が参院選で酔いつぶれた一日・・・と思っている私・・・しっかり、ポリシーをかんじる方に投票してきました

権利があるから・・ということは、今後も、国民の義務も、負わなくてはならないが

酔いしれたといえば釣りたての魚・・・・そのまま、刺身に・・・・これは、もう、たまらない

以前は、よく、乗り合いの船で、釣りに出たものでした。

ただ、釣りに出ると、丸2日つぶれてしまったりするので、最近は、全く出ていないのですが・・・

前日に、必死で仕掛けを作って・・・何も食べずに早めに寝る・・・早朝目を覚まして、何も食べずに出船・・・

昼過ぎに、帰ってきてまずは、釣れたての魚で食事・・夜釣りだったら、明け方帰ってきて、刺身でお食事・・疲れたから、昼寝・・・

太刀魚を50本も釣って帰ると、こんなにどうするんだ・・・なんて、怒られたものでした。

ヤリイカを釣りに、石花海(石廊崎と御前崎のちょうど中間より、ちょい北側あたり)にもよく出たものでした。

水深200mから一気に巻き上げるのですが、途中でサバにヤリイカをパクリと食べられ・・・・

一緒に行った仲間は、サバの食べかけのヤリイカを海水で洗ってそのまま食べていました・・・ちょーうらやましい!!

しかし、波が高かったときには・・・・よく、船に酔ったものでした。

食べずに出航するのも、船酔いを避けるためでしたが、空腹での船酔いは、最悪!!

で、テレビも観ていてたまに酔うのです・・・そんな作品・・・



「天使が降りた日」 5人の監督による、5作品のオムニバス映画

悪魔が、助けられた女の子の願いをひとつ聞き入れ、おじいさんの命を助けたり、離婚した奥さんを戻して、一緒にさせたり、けんかした女の子を仲直りさせたり・・・

やさしいタッチのショートムービー

監督が違うから、カメラワークも違う・・そういう点では、すごく興味が持てた・・

1話目「気まぐれ天使」と、5話目「Diaries ダイアリーズ」この作品は、神秘的なイメージで、観ていて心地よかった

そんな中での3話目・・・「天使のカウントダウン」・・・これは、画面酔いをした作品でした。

カメラを固定してないのか、それとも、ホームビデオで撮影しているのかと思われるくらい・・・

観ていて、やばいなぁ~と思いながら・・・次の作品が流れていた

私がまだ、高校生のころ、映画部の友人が学園祭で、放映したショートムービーがあったのですが・・・

もしかしたら、その方が、カメラワークがうまかったかも!!

観ていて酔ったのは、初めて!!でも、やさしい話でしたので、この作品は・・・★★ 星二つ!!  


Posted by としです at 20:52Comments(20)夜長の映画

2010年07月10日

裏を読む・・童話は・・教訓?ホラー??サスペンス???

学生時代のことでした・・・確か・・・グリム童話だったような・・・童話を用いた、教授の授業

童話はタッチは、やわらかいが、本当は残酷なんだと・・・

「赤ずきん」なんかは、狼に食べられちゃうし・・・それで、狼を見つけた猟師は、お腹を切り裂いちゃう!!

「ヘンデルとグレーテル」これは、シビアだ!!口減らしのために、子供を捨てる・・石を頼って手ぶらで帰って、また捨てられる・・お菓子の家、そして、その子供を殺そうとする魔女・・魔女を倒し・・そのあと、宝物のお土産持参で家に帰ったから、親は快く迎えた・・・

「白雪姫」だって、嫉妬が原因の計画的な殺人事件 王子様の手によって、未遂で終わったが・・・・

日本の作品では、「かちかち山」!!これは、タヌキもウサギも殺人罪!!ただ、タヌキは正当防衛かもしれない・・・

でも、おばあさんを死なせたタヌキに対するウサギの仕業、2度の制裁は、いずれもいくらあだ討ちのためでも、許されるものではない。まさしく、殺意を持った計画的な殺人事件

今の世の中ではまさしく大事件になる・・・・これを童話と称して、子供に読ませてもいいのだろうか・・・・

なんて、童話の残酷さを授業でやっていたのでしたが・・・それが、頭の片隅から離れなかった・・・

ちなみに、イソップは希望に満ち溢れた童話が多い・・・これは、職業 奴隷・・・ってことで、背景を考えると結構切ない

本当に、童話は残酷なのか? そこで、ただの好奇心から、手にとってしまった作品



「アンデルセン 夢と冒険の物語」 2000年製作 キーラン・ビュー、エミリー・ハミルトン、フローラ・モンゴメリー出演

ハンス・クリスチャン・アンデルセンの「マッチ売りの少女」や、「人魚姫」、「親指姫」などたくさんの童話を混じえたサクセスストーリー

早くに靴職人の父を亡くし、学歴もそこそこに、コペンハーゲンに働きに・・・そして、奨学金制度により、教育を受ける。

持ち前の・・・常人ではない・・・創造力・・・そして、運・・・その後、童話は世界中で売れ始めた

しかし、彼の人生はやはり、貧困、空腹、失恋などの逆境があったからこそ、これだけ美しい物語が書けたのだろう。

そして、創造力と才能・・・しかし、残念ながら私には、その才能は・・・ない・・・だから、コツコツ生きるしかない

それにしても、人魚姫は、やっぱり切ない・・・王子様と一緒になってハッピーエンド・・・がよかったなぁ~

童話の残酷さを思い出してしまったこの作品は・・・★★ 星二つ!!  


Posted by としです at 19:34Comments(10)夜長の映画

2010年07月09日

税金、納めるのは、いやじゃないけど・・かっこいい女性は大好き

上を見たら、きりがない・・・・下を見ても、きりがない

はっきり言って、今の私の生活も、楽なモノではない・・・でも、何とか生きている・・・

でも、税金を納めるのは、いやじゃない・・それに、義務だし

年末にはめんどくさいけど、青色申告できちんと申告して、そして、固定資産税だって、市県民税だって納付している・・・・

普段の買い物では、消費税だっていやがらずに納めているし!!

確かに、税務署の人に、迷惑をかけていることは、確か!!納付を忘れていて、手紙が送られてきて、急いで納付ってのも、しばしば

私の所得のどのくらいの割合が税金なんだろう・・・なんて、計算したことはないが・・・

日本は、案外、先進国の中では、社会保障費と税金の所得に占める割合は低い・・・40%に満たないですから・・・

ここで、消費税が10%になったところで、デンマークの72%に比べたら、とうてい及ばない・・・・ってことは、日本の税金は案外低い

だけど、老後を考えると・・・病気になったときを考えると・・・失業したときを考えると・・・保障は北欧諸国に比べるとかなり低い

というリスクを考えると、まだまだ未来に不安・・・・無駄を省いて、きちんと説明してくれて、きちんと使ってくれて、保障も手厚くなるのなら、もうちょっとなら、我慢できる

どのくらい我慢できるのか・・・あと、50円くらいは・・・我慢できる

でも、いきなり、消費税10%、法律で決まりましたから納めてくれ・・・・といわれても、さすがに納得はできないですが・・・・

参院選のさなか・・・すでに、消費税増税ありきで話が進んでいるような!!

私が銀行からお金を借りるときだって、きちんと事業計画、見込み収益、申告書の写しを提出して、なんとか融資にこぎつけたんだから・・・

でも、見込みどおりにはいかないのが実態

先日のタックルで・・・ドイツは売春は違法じゃないと・・・そこで、コールガール一人ひとりから、毎月20,000円程度の納税とか・・・・

そうしたら、森永さんがいい男税を課す、二股をかけている男からは、二股税とか・・・・三股、四股かけている人は、3倍4倍・・・って税制導入とか

このようなご時勢、生活を節約して、消費をできるだけ少なくして、増税とは戦う気のない私・・・

そんな税金のことを考えざるを得なくなる作品



「マルサの女」 1987年公開、伊丹十三監督作品、宮本信子さん、山崎努さん、津川雅彦さん出演作品

「マルサの女・2」から入った私は、どうやって、宮本信子さん演じる亮子が、マルサになったのかが???でした

この問題が、「マルサの女」によって、解決・・・あぁ~スッキリ!!

港町税務署の亮子は、パチンコ店やスーパーの所得隠し、経理漏れをあばいている中、ラブホテルの脱税にかかわり始めた。

しかし、調査権限のない税務署員では、志半ばで断念・・・しかし、マルサに引き抜かれ、再度、調査にかかり、脱税をあばいていく

やっぱ、宮本信子さんは、かっこいい!!

でも、同時に、こういう人が来たら、きっと私は、次の瞬間、白旗揚げるだろうと感じる・・・エイリアン同様、戦って、勝てる気がしない

AVP(エイリアン vs プレデター)は、何度か観たけど、こんな作品があったら一度観てみたいかも・・・AVM

エイリアン vs マルサ・・・伊丹監督、生きていたら、撮ってくれないかな!!

こういうかっこいい女性は大好きなんです・・・だから、私は・・・★★★ 星三つ!!   


Posted by としです at 21:39Comments(22)夜長の映画

2010年07月07日

うちの犬がしゃっべったら・・・・どこの訛りが出るのだろう!?

ペットと一緒に生活していると、いつも、私は話しかけてばかり・・・・

それに、尻尾を振ってくれたり、なめてきたり、跳びついてきたりして、応えてはくれるが・・・・

一言だけでも、言葉を交わしてみたい

「いぬのえいが」のときのマリモは、一言だけ、話せるとしたら・・・・発する言葉が亡くなる前に「愛してくれてありがとう」だった

さすがに、この作品の時には、ウルッっときた・・・けど、泣かない・・・

一緒に生活していながらも、対等の立場で考えようとしていながらも、実際には、飼い主と飼い犬の関係

私にとっては一日で、一番たくさん話しかけるのが、うちの犬なんですけど・・・ある意味、こうあってほしいなぁ~と思う作品



「イヌゴエ」 2006年公開 山本浩司さん、フレンチブルドッグ主演作品

「イヌゴエ 幸せの肉球」 2006年公開 阿部力さん、フレンチブルドッグ主演作品

前者は、地域の臭気判定士 芹澤直喜に、無理やり、フレンチブルドッグを預けられた。

いきなり、関西弁で、「ごっつメシ喰いたい」とか、「オッサン」と男性の声で、愛想なくしゃべり出した・・・

そして、イヌとともに、臭気判定をしながら、イヌに恋愛の助力をしてもらう

後者は、恋人に愛想つかされて出て行かれた凌、恋人が訪れていたペットショップに行き、店員に恋人の行方を尋ねていた。

そうしたら、恋人が飼いたがっていて、よく話しかけていたフレンチブルドッグが、恋人そっくりの声と名古屋弁で話し始めた。

即座にペス(フレンチブルドッグ)を購入し、凌はペスとともに恋人探しの長い旅にでた・・・

どちらも、地域の訛りがあって、親しげにしゃべっている・・というか、妙に人間臭い・・しかも、人間とイヌが、対等で、その上、恋のキューピットになっている。

なんか、こういう関係って、いいなぁ~

うちの子がしゃべり始めたら、どんな声で、どこの訛りが出るのかなぁ~ウチの子達は、ちなみに埼玉と長野出身・・・ってことは、そっちの訛りが出るのかなぁ~

なんとも、コミカルでうらやましく思えたこの作品は・・・★★★ 星三つ!!

七夕だし、願い事、かなえてくれないかなぁ~

短冊書いてないし、雨だから、叶うわけないか・・・ってことは、短冊書いて、晴れていたら、叶うかも!!  


Posted by としです at 21:32Comments(22)夜長の映画

2010年07月06日

親権をめぐる争い・・・・子供をひとり育てるのも、大変だ!

スターバックス・・・・ときどき利用するコーヒーショップ・・・・

エスプレッソなんかを飲んで、のんびりしていると、あの濃さが、妙に大人ジャァ~ン!!って気になってくる。

しかし、時間があって、2杯目をお替りしたときには・・・・ちょっと、ニガッ!!

最近は、自分でドリップして飲むってことは、ほとんどなくなってしまいましたが・・・

では、缶コーヒーは・・・私にとっては、眠気覚まし・・・だから、甘いだけのコーヒーは苦手!!

デンマーク戦の翌日は、寝てられない一日でした・・・しかし、3時に起き、観戦・・・だから、その日は甘くない缶コーヒーにお世話になりました

そんな、コーヒーショップのスターバックスのアルバイトは、時給はいいのだろうか??

スターバックスのアルバイトで、子供を一人、育てていけるのだろうか!?



2002年に日本で公開された作品 「アイ・アム・サム」 ジェシー・ネルソン監督、ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー主演作品

7歳の知能しか持っていないサム(ショーン・ペン)。そして、サムには、娘が一人。娘の成長に伴い、サムの知能を追い越してしまう。

そこで、サムには、養育能力がないと、福祉士に結論を出され、里子に出されてしまう・・・

裁判のために、リタ(ミシェル・ファイファー)が弁護につくも、サムの障害者友達は、満足な証言ができず、結局裁判には負けてしまった。

しかし、娘はサムのことを慕い、夜な夜な、サムの下へ通う・・・親子の愛情を知った里親は、娘をサムに返す。

けど、現実を見て、厳しいようだけど、サム一人に、娘を育てられるのか・・・愛情だけで、育てられるのか・・・

この作品の中での里親は、決して、悪い人たちではない・・・むしろ、いい人たち

愛情を注ぎ、十分な教育を受けさせてくれている。

この人たちに任せながらも、自分もかかわって、愛情を注いでいく・・・その方が、この子の将来を考えたら・・・

しかし、私は、この作品を観ながら、ずっと、サムの下に、子供が帰ってきたらいいなぁ~、早く帰ってこないかなぁって思いた・・・

自分の映画に入りこみながらも、こんなに否定的な考え方ができるんだろう!?私も、福祉士と同じ・・・合理的にしか考えてないのだろう

私がほしいもの・・・実は、子供!!・・・ですが、私に子供がいても、私にはサムと反対に、愛情不足で養育能力がないと、言われるかもしれない

愛情いっぱいのこの作品は・・・★★★ 星三つ!!  


Posted by としです at 22:12Comments(20)夜長の映画