これだけ、韓流ブームで、ドラマや映画が出ていても、一度も観た事がなかった私でした。
そういえば、池上彰氏の「学べるニュース」は、私が、好きな番組のひとつ・・・その中で・・・
韓国の三星(Samsung)が、日本の携帯を追い越した・・・ということを言っていました。
もっとも、日本人は、携帯電話は、電話以外の機能として使っている人が多いですから、日本の携帯電話は、ガラパゴス的進化で仕方ないと言われていましたが。
追い越された原因のひとつは、ヘッドハンティング・・・・三星の管理職は、力のある優秀な社員を引き抜くことが評価につながる。
けど、日本は、そうではないと・・・自分よりも、劣る社員を後継者につけて、前の上司はよかった・・・・
そんな回顧主義のところがあると・・・だから、日本人の中でも、たくさんの人がヘッドハンティングされていると言われていました。
実は、以前、マイクロソフトも、同じようなことを・・・・
ワープロソフトでは、一太郎派とWord派に分かれていました。一太郎のシェアが、日本では、多かった!!
辞書の機能、ワープロの機能、実際、私も比較すると、一太郎のほうが優れているところが多かったんです。
そこで、マイクロソフトがジャストシステムから、技術者の引抜を行ったということを、昔、聞いたことがありました。
今では、結局、一太郎とか、Lotas 1-2-3 は、ほとんど、聞かなくなってしまいましたが・・・・
ちなみに、私がDTPの仕事に就いて、一番初めに手がけたのが、三星の仕事でした・・・・
日本の技術は、外国に流出して追い越されていく・・・人件費の高い日本では、どうしようもないことなのですが。
だったら、また、外国よりも高い技術を生み出していけばいいだけの話・・・より高い技術にのし上げていくことは得意な民族ですから・・・
でも、そんなパワー、残っているのかなぁ!?こういう、技術革新にこそ、日本国も、投資をしてほしい!!1番になるために
そんなことを思い出させた作品・・・・先日の、レーシングストライプスのコメのオススメもありまして、観てみました。
っていうか、1年前にすでに、私の棚には入っていたんです・・・・ただ、観ていなかっただけ

「マラソン」 2005年に韓国で公開された、チョ・スンウ主演の作品
自閉症の青年が、母親の教育により、長距離走が得意・・・と思いこまされ、そして、才能が花開いていく・・・
しかし、この作品の中の母親は・・・教育ママ・・・というよりも、今から、ちょうど30年前の日本の母親像を見ているように錯覚した私でした。
最近は教育ママって言葉自体、聞かなくなりましたが・・・私が子供だったころよりも、子供たちって、塾に行ったり、勉強することが当たり前になって教育ママが普通になっているのだろうか?
昔は、いましたから・・・・ある意味、星一徹みたいな母親!!私も、圧力釜を投げつけられた経験がありましたが・・・・
それから、この青年は、シマウマが大好きで、その上、記憶力もすごい・・・・テレビのコメントも覚えているし・・・
自閉症の方の一部に見られる、サヴァン症候群なんだろうか!?給食のメニューだって、すべて把握・・・・昨日食べたものすら忘れてしまう私でした。
私の場合には、単なる物忘れ・・・!?そろそろ、やばいかも!?
この作品、感動する前に、教育ママに否定的な私がいました・・けど、サヴァン症候群は、天がその方に与えたすごい能力だと思っている・・
山下清画伯も、サヴァンだったかもという話があるくらいですので・・・★★★ 星三つ!!かな