2010年08月17日

連続ドラマのような終結が、私には一番苦痛・・・・

私がドラマをほとんど観ずに、DVDにはまった訳は・・・・一話終結だから・・・たった2時間程度で内容はわかる

連続ドラマのような継続が苦手な私にとっては、ドラマにはまったら、次が気になってしかたない

そんなドラマの中で、最近はまったのは、ターミネーター サラ・コナー クロニクルズ・・・これは、中盤我慢し切れなかった・・・DVD-Boxで入手・・・

そういうわけで、ロールプレイングゲームだって、超・苦手!!

ロールプレイングゲームは、昔、何度かチャレンジしたが、一度も最後までクリアーしたことはない・・・・1日で飽きてしまう

だから、私の生涯で、買ったことのあるゲーム機といえば、テトリスをやりたくて、ゲームボーイを買ったくらい!!

そんな次をワクワクさせられるような終わり方をしてしまったのが・・・



2005年公開 「ルナハイツ」 初山恭洋監督、安田美沙子さん、柏原収史さん、上野未来さん、斉藤優さん、山口由紀子さん、村野武範さんら出演

結婚をするために、奥さんのために新築一戸建てを購入した南條(柏原収史)・・・しかし、奥さんになるはずだった人から、突然の電話

結婚式はドタキャン・・・家も、一人寂しく過ごすことに・・・

職場の上司への愚痴がきっかけで、家を会社の女子寮として使うことに・・・いきなり、4人の女性が押しかけてきた

若い女性4人の中に、失恋したての若い男性が一人・・・その間に、恋愛感情、三角関係は生まれないわけはない・・・

けど、比較的硬派な南條だった・・・う~ん、案外冷静かも!!というか、男は引きずるものなんだよなぁ~と共感・・・

結婚式場である教会を断っておらず、結婚するはずだった日、ふらぁ~っと教会へ・・・

そこには・・・ウェディングドレスを着たまどり(安田美沙子)がいた・・・そして、後から結婚するはずだった友美(後藤ゆきこ)が現れた・・・ところで、終わってしまった

う~ん、ここで、現れなければ、気持ちよく終わっていたのに・・・その先が気になるぅ~!!

と、さっそく、「ルナハイツ2」を物色・・・プチッ!!としてしまった私でした

2に期待!!ということで、とりあえず、この作品は・・・★★ 星二つ!!  


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2010年08月16日

ありそうでありえる話は、ホラーより怖い・・・・日常から脱出

日常生活・・・・同じことの繰り返し・・・・でも、それが、試練なんだなぁ~と感じるときもある

たまに、そこから、脱却してみたくなる・・・

私がとったのは、博多への脱出・・・はっきりいって、今回の旅行記のような、文章は、二度と書けないだろうと思った

先日、学生時代に2週間かけて行った旅行の旅行記が、パソコンから出てきた!!

昔、手帳の内容をホームページに作り上げていた・・そのデータが出てきた・・手帳はもう、すでに、どこかに行ってしまっていた・・2週間の旅行の旅行記・・・読み返すと、また、そのときに戻れる

それがあったから、今回も、旅行記を残そうと思った・・・しかし、もう現実に逆戻り・・・

そして、帰ってきて、いきなり観たのが・・・現実逃避の作品



2002年公開 「OUT」 平山秀幸監督 桐野夏生氏原作 原田美枝子さん、倍賞美津子さん、室井滋さん、西田尚美さん出演作品

弁当屋でパートで働く4人の主婦・・・それぞれが、家庭崩壊、介護、カード破産、DVなどの悩みを抱えている

DVと夫のギャンブルで悩んでいた弥生(西田尚美)が、夫を殺害してしまう・・・ところから、話は始まる

死体を預かった雅子(原田美枝子)は、ヨシエ(倍賞美津子)、邦子(室井滋)を巻き込んで、死体を解体し、生ごみとして捨てる・・・

その後3人は、死体解体の仕事を請け負い、通常では稼げないほど稼ぎはじめ、そして、最後は、家を出て、完全に日常生活からOUTしていく・・・・

ホラー作品をほとんど観ない私・・・この作品は、普通の主婦の目線から描かれている・・・そのため、ある意味、ありえそうな内容

あまりにも、普通の視点から描かれている、現実に密着した作品、そう考えていたら、ホラー作品よりも、ずっと怖かった

確かに、この作品を私は劇場でも実際に観ているが、この作品が公開された当時、日常生活に疲れた主婦による犯罪もよく目にした

この作品は繊細な内容が繊細なタッチで描かれていた・・・★★★ 星三つ!!  


Posted by としです at 21:10Comments(20)夜長の映画

2010年08月15日

鼻の下・・・一人で伸ばし バスツアー・・・おとぎの世界の終焉

3日目、太宰府天満宮に行っておきたかった・・・でも、私は悩んでいた

JRで行こうか、西鉄で行こうか、路線バスで行こうか・・・そこで、私が選んだのは・・・最も、楽なパターン、西鉄定期観光バスでした

一人でちょっと行くには一番手っ取り早い手段だった・・・移動も暑いし

しかし、予約は朝8時から、そして、博多駅集合が8時半・・・予約を取ったと同時に、ホテルはチェックアウト、そして、西鉄バスセンターへ

もちろん、私一人で贅沢な旅をしたくて、大型観光バスとバスガイドさん、運転手さんを予約した・・・・・・・わけではない・・・

乗り場でかわいらしいバスガイドさんが、笑顔で迎えてくれた・・・・そして、バスに乗り込み、バスガイドさんがマイクを手にしたが、なぜか、私のほうをみて、はにかんでいる・・・

「マイクを使わなくてもいいですか?」と・・・そう、乗客は、私一人だった

以前博多に住んでいた私は市内観光は断った・・・そうしたら、結局、ガイドさんと世間話に

ガイドさんは以前、静岡に見えたこともあったらしく、ハンバーグのさわやかが、一番おいしかった・・・なんて話も

でも、私が、市内のこと、お土産のことを「それ、知らんかったぁ~」って話すと、うれしそうにガイドする・・・



そして、最初の目的地、観世音寺・・・しかし、ここは、以前友人のだんなさんに、詳しくガイドしてもらっている・・・

だから、バスガイドさんと一緒にあるくことを楽しんでいたのかも・・・・だって、お寺の説明を受けたことは何も覚えていない

そのあと、いよいよ、大宰府天満宮・・・ここでは、定期観光バス恒例の、乗客みんなで記念撮影・・・もちろん、自家用車で来るお客さんは、いつもよりも多かった・・・

そんななか、プロのカメラマンに、バスガイドさんとツーショットで、記念写真撮影・・・

いつも、記念写真は買ったことはないが、今回は、買わざるを得ない・・・それにしても、あとから観たら、写真の中の私は照れている・・・

観光バスでバスガイドさんとツーショットで、プロのカメラマンに写真を撮ってもらうなんて、私の人生の後にも先にもありえないこと



天満宮の太鼓橋・・・3つの橋がかかっていて、それぞれ、自分の過去・現在・未来をあらわしていると・・・

「ここは、慎重に歩かなくちゃならないね」・・・なんて話をしながら一緒にわたって行った・・・



天満宮を参拝したあと、照星館までガイドさんの案内で歩いた・・・・一人で歩けなかったわけではない。

ここでは、定期観光バスツアー参加者には、焼きたての梅ヶ枝餅がついていた・・・天満宮でのバスガイドさんと歩くのはここまで、あとはバスまで解散だった・・・



以前、「梅ヶ枝餅は、焼き立てがおいしい」と友人から聞かされていた私は・・・もちろん、お土産で買おうとは考えていなかった

その場で、2つをペロンと平らげた・・・甘すぎない餡と焼きたてのパリッとした香ばしい皮がなんともいえない・・・

そして、お土産センターに寄りながら、博多駅に戻った・・・贅沢な一人貸切半日バスツアーは終わった・・・まだ、時間はある・・・そこで、ラーメンを食べながら柳橋の連合市場へ行ったが・・・お盆で市場はお休み



そのまま、九州一の繁華街、天神へと歩いた・・・さすがに暑い・・・ということで、地下街で、避暑・・・暑いとは言っても、静岡のほうがはるかに蒸し暑い

それに、すれ違う博多の子・・・かわいい子が多いなぁ~なんて思いながら・・・そう、それはいつも思っていた

完全にオヤジ目線で目の保養・・・っていうか、普段を生きるのに必死で、そんな余裕がなかったことに気づいた

天神でアイスコーヒーを飲みながら、しばらく涼んだ・・・そして、そのまま、博多駅まで歩こうと決心

バスや地下鉄で移動するのは簡単だが、昔、世話になった街を、歩きたかった・・・中央公園を抜けて、であい橋へ



この暑さ、ホークスが優勝を決めたら、勢いで飛び込んだかもしれない・・・でも、我慢・・・



しばらく、であい橋の上で、のんびり中洲を眺めていた・・・別に、出会いを求めていたわけではない

足が疲れていたのと、気温は高いが、風は涼しいから、涼んでいた・・・けど、汗は出る・・・

中洲を抜けて、古びた川端商店街・・・・ちょうど、清水駅前銀座のような感じのアーケードを楽しんだ・・・清水駅前銀座は、もう、10年以上も歩いていないのに、川端商店街は、10年の間に、何度も歩いている

さすがに、コーヒー腹に、川端ぜんざいは入らない・・・ということで、ぜんざいはあきらめた



そして、近所の氏神様には行かないくせに、櫛田神社には立ち寄る・・・でも、実際には博多祇園山笠の時期に訪れたい

キャナルシティを抜けながら、博多駅へ・・・そのころには、陽は傾き始めていた・・・なぜか、博多を歩いていると心地いい

この空気がちがう?音がちがう?人がちがう?確かに、歩いていて感じるのは、「とおりゃんせ」「だれかさんとだれかさん」が町中に流れている・・・そして、いつも、耳につく

博多駅で荷物を取り出し、そのまま、空港へ向かうときには寂しかった・・・

そして、福岡空港から、静岡空港へラウンディングの瞬間・・・現実に帰ってしまったことを感じた・・・

そう、飛行機が着陸態勢に入っても、また、高度を上げて、博多に戻ってくれないかなぁ~と期待していた私でした・・・現実に戻りたくなかった・・・

いつまでも、ずっと、このおとぎ話の中にいたかった・・・私にとって博多はいつでも、おとぎ話の中に連れて行ってくれる街

静岡空港からは・・・頭にあったのは・・・「家に帰るまでが遠足です・・・」その一言だった・・・

疲れて帰った翌日・・・宅配便が届いた・・・そう、20本以上のDVDだった・・・

博多旅行記(H22.08.12・15)・・・その2 8月15日 15時現在  


Posted by としです at 15:28Comments(20)オヤジのクッキンギャグ

2010年08月13日

よかとこばい!!5年ぶりの!?お里帰り??

映画よりもドラマチックなのは、人生・・・そんな人生のほんの数年を過ごした場所にやってきた

私にとって、ビジネスの原点がある場所・・・・博多・・・・

今回は事前に連絡を取っておいたのは、少なめ・・・会社の先輩、初めて入った屋台のマスター・・・もうやめちゃったが、そして、博多に居たときに通っていたスナックのママ

台風が心配だったが、フライトに問題はなかった・・・・空港から、博多駅に着いた博多の空気だけで、もう、私は満足!!

博多駅には、ミニクロワッサンのお店もまだり、コンコースにいいにおいを放っている

そして、昼、会社の先輩と合流・・・そのまま、連れて行かれたのが、万葉の湯・・・健康ランド・・・

武雄の湯、由布院の湯、岩盤風呂、サウナ・・・そして、食事、昼寝・・・こんな贅沢な時間を使ったことが無かった

日が落ちるのを待ち、ホテルにチェックイン、そのあと、一緒に、中国料理を堪能・・・そして、夜が更けた!!

そこで、先輩と別れた・・・もちろん、再会を約束して

夜10時・・・いよいよ、中州の時間・・・数年前に、私が通っていたスナックのママが独立した連絡を頂いていた

そこで、一度は伺ってみたかった・・・・もちろん、世間はお盆休み・・・サラリーマン相手の中州のスナックは普通はお休み

しかし、私のために、お店を開けておいてくれた・・・お客は私がいったときには、私一人だった・・・休んだほうが、コストはかからない・・・でも、お店を開けておいてくれた・・しかも、従業員もみんなそろって・・もちろん、私は閉店までお店にいた

「3年前に、静岡に行ったったい、富士山上りよったとよ!」

「一言、声かけてくれよったら、よかったやん!」

「とろろの丁子屋にも、行ったったい。それから、家康のお墓、階段上ったったい」

「うちの近くやん!」

「ちびまるこちゃんの・・・そこで、お寿司食べて帰ったんよ」

「じゃったら、マグロ食べに、つれて行ったったい!なんね、また来よったらよかけん!!」なんて、会話・・・あのころは、ほぼ、毎週飲みに行っていた・・・

再会を約束し、ホテルに帰って寝たのは、3時過ぎ・・・サラリーマン時代の生活に逆戻り・・・そして、翌朝は早かった・・・

私が初めて入った屋台のマスターと・・・彼は、バリバリの博多っ子・・・もう、博多弁がなつかしい・・・残念なのは、もう、彼は屋台を出していないということ

私がイカを食べたいといったばかりに、呼子に行くか・・・と・・・目的は



イカ!!そのために、二人で、150kmくらいのドライブ・・・・一路、博多から呼子へ

呼子港

風のみえる丘公園



波戸岬



名護屋城跡博物館

まぁ、どこもデートコースならもってこいの場所だが・・・・いい歳をした運動不足のオヤジが二人で・・・・

「最後は、うどん食わせたかったけん、開いとらんばってん、ラーメンでも食いいくか」・・・運動した後だったので、イカを食べた後でも私は胃に収まる・・・

「普通のとんこつラーメンっちゃけん」

「プロが言うんなら、間違えないねぇ」・・・二人で、ラーメンをかき込み、再会を約束し別れ、一度ホテルに戻った・・・

しかし、まだ、早い・・・ちょっと、屋台へ顔出してこよぉ!!



中州ののんきやさん・・・ここは、私が博多にいた時によく通っていた屋台の一つ・・・お盆なのに、開いている

そう、当時、私のいきつけの屋台は、5軒くらいあった・・・・

当時は、おじいちゃんが一人で切り盛りしていたが・・・のれんをくぐると、おじいちゃんはいない・・・

いきなり、私は、「オーナーが変わりよったと?」が、私の挨拶だった・・・おじいちゃんは引退・・・7年前に、息子が後を継いでいた・・・

芋焼酎を飲みながら、おでん、串物を焼いてもらった・・・おじいちゃんのおでんの盛り方や味付けと一緒だった



さて、明日は、のんびり、天気が良かったら、一人で大宰府にでも行ってこようかなぁ~梅が枝餅でも食べに・・・でも、未だに予定は確定していない・・・そういう無計画な曖昧な状態が、なんとも、心地よい

博多旅行記(H22.08.12・13)・・・その1 8月13日 23時現在  


Posted by としです at 22:59Comments(16)オヤジのクッキンギャグ

2010年08月11日

宣言をすること・・・それは、実現への早道!!

思うことと、実行することは全く違う・・・思うことは、誰にだって思える・・・

悪いことは思うことと、実現することはまったく違う

反対に、自分の人生に決断が必要なとき・・・

私は、いつも、こういうことをやりたいということは思っている・・考え続けないと、開けていかないと思っているから・・・

でも、考えているだけ、思っているだけでは、実現しない・・・

それを、自分はやるんだと、人に話す・・・そうすることによって、物事は具体的に一気に進展する

それは、私は大きく実感している・・・宣言することは、何につけ実現への早道

私が会社を辞めるときもそうだった・・・飲みながら友達と話した・・・年度末・・・見事に、退職した・・・寿退社ではなかったが・・・

たまには、刺激を与え、一歩を踏み出させてくれた当時の先輩や、友人に会いたくなることもあるのです・・・



2007年公開 「幸福な食卓」 小松隆志監督、瀬尾まいこ原作、北乃きいさん、勝地涼さん、平岡祐太さんら出演

朝、一家がそろって食事をとる・・・そこで、話したいことを話すのがしきたりの一家・・・いきなり、父(羽場裕一)が

「父さんは、今日で父さんを辞めようと思う」と宣言・・・って、それを受け入れてしまう家族も家族・・・それで、収入はどうするのか?

作品を観ている私としてはそれが一番心配になった

けど、父さんは、3年前に、すでに壊れていた・・・って、稼ぎ頭が壊れたら・・・うちだと、私が壊れたら・・・どうやって、うちの犬たちを食べさせていくのか・・・

そして、兄の直ちゃん(平岡祐太)は優等生なのに、大学を辞めて農業を営み始めてしまった・・・・

母(石田ゆり子)は、家を出て、一人暮らしだけど、家族とは会っている・・・・どう見ても、複雑な家庭・・・というより、崩壊しているジャン!!

そして、佐和子(北乃きい)のクラスへの転校生・大浦勉学(勝地涼)・・・金持ちだけど、ちょっとずれている彼に、佐和子は次第に好意を寄せていく・・・

しかし、勉学の突然の死、そして、母は家に戻り、父は以前のように働き出して・・・・一家はもとに戻りましたとさ・・・

突然、直ちゃんが、会わせたい人がいるから・・・・と朝の告白、その会わせたい人とは、恐る恐るあった相手がニワトリのクリスティーヌ

これには、笑えた・・・・クリスティーヌが生んだ卵、食べているし!!

口にすること、この作品では、父の父親放棄・・・でも、宣言することによって、それを自分と家族に現実のものにした

人生設計も、宣言をすることで、計画的に動きはじめる・・・ってことは、裏を返せば、下手に宣言できない

・・・この作品は、ストーリー的には・・・★★ 星二つ!!

P.S.明日から、夏休み・・・久々に、3日間限定で、グルメ・・・ではない、食べたものネタに戻そうかなぁ~  


Posted by としです at 20:38Comments(22)夜長の映画

2010年08月10日

学生時代・・・・二度と帰らない思い出・・・・私にもあった

学生時代・・・テストの成績で順番に並べられ、輪切りにされていた時代

100点を目指してはいたが、すべて100点でなければならないわけではなかった時代

今から思うと、なんだか、ぬるま湯に浸かっていたような時代

そんな時代が、私にもあった

高校時代・・・・勉強と、吹奏楽・・・・演奏会や、サッカーや、野球の応援の思い出はいっぱい

でも、ほかの思い出と来たら、ほとんどない

異性との交際・・・・という雰囲気ではなかった・・・・だから、女性を女性としてみたことは一度もなかった

学園祭でも、企画を考えて、準備はした覚えはあるが・・・でも、何をやったのか、覚えていない・・・

今、思い起こせばある意味、高校時代は私にとっては、高速道路のPAのような存在だった・・・ちょっと立ち寄った場所



2005年公開 「リンダ リンダ リンダ」 山下敦弘監督 ペ・ドゥナさん、前田亜季さん、香椎由宇さん、関根史織さん出演

学園祭で、バンド演奏をすることになった軽音部女子・・・しかし、ギターのメンバーが骨折・・・

そこで、ボーカルに韓国人留学生を引き込んで、演奏することになった・・・それが・・・ザ・ブルーハーツ

ボーカルは初心者、そして、ギターはキーボードから転向した恵(香椎由宇)が担当

はじめはメチャクチャだったバンドも、練習を重ね、次第に、上達していく・・・

学校に忍び込んで、夜中の練習も・・・・しかし、ここで、先生は知っていながら、怒らない!!

そして、本番当日・・・演奏時間に大遅刻・・・友人の前フリのおかげで、多くの観客に囲まれ、充実感に浸りながら演奏を終える

ウォーターボーイズもそうだったが、高校時代は、こうやって、青春を感じるんだ!!

と、私の特異な高校時代を一緒にかぶらせながら振り返ったのでした・・・

私がザ・ブルーハーツを知ったのは、その後・・・進学してから・・・酒飲みながらカラオケで騒ぐには、いいバンドでした

個人的には、青空とか、ラブレターが好きだった・・今は、そんなパワーはないが・・

青春映画としては・・・★★ 星二つくらいかな!!  


Posted by としです at 22:03Comments(16)夜長の映画

2010年08月09日

こういう時期というわけではない・・たまたま、この時期だった

戦争体験・・・私にはない・・・もちろん、話に聞いたことはある・・・静岡に空襲があったことも

しかし、普段の生活の中で、だんだん遠ざかっていく戦争・・・日々の生活に追われ、すっかり忘れている

私が小さかったときには・・・もっと、戦争のことは、身近に感じていた・・・それだけ、時間も、経験者も今よりも近かったんだろうと思う

戦争を題材とした作品を観たのは、別に、この時期だからというわけではない

この作品に出会ったのが、たまたま、この時期だったというだけの話

私は戦争を扱った作品に触れることも、少なくはない・・・そのたびに、感銘を受ける

そして、触れるたびに、・・・しみじみ思う・・・どう考えても、平和ボケをしている私である・・・と

こんな、平和ボケをしている私でも、忘れちゃいけないと・・・こういうときばかり、偽善者であるかのように、純粋な気持ちになる



2007年公開 「夕凪の街 桜の国」 こうの史代原作 佐々部清監督 麻生久美子さん、田中麗奈さん、堺正章さん、藤村志保さん、伊崎充則さんら出演

一度はどうしても観ておきたかった作品・・・・その衝撃は大きかった

「夕凪の街」「桜の国」の2部構成・・3部構成・・で、昭和30年代、昭和50年代、そして、平成の現代を広島の原爆体験を家族の目線から描いた作品

『広島のある日本のあるこの世界を愛するすべての人へ』の下りからはじまる

「夕凪の街」は、原爆に一家で被爆し、父と妹を亡くした、26歳で原爆症で亡くなった皆実(麻生久美子)から見た視点

投下から10年後、原爆を時折思い出し、自分だけが幸福になってはいけないと、葛藤しながら原爆症で亡くなっていくまでが描かれている

「桜の国」は、たまたま、疎開していて無事で、後になり養子に出された皆実の弟・旭(堺正章・伊崎充則)と、その娘・七波(田中麗奈)から見た視点

旭が突然ボ~ッと散歩をしてくると言って、家を出たことから、七波は友人と広島まで父の後をつけるところから、父・旭の昔を回想する

市民目線で描かれたこの作品なだけに、旭が、兄の結婚で家に居づらくなった京花を家につれてきたとき・・・

母・フジミ(藤村志保)は・・・結婚相手に被爆者を選ぶことを反対したところがもっとも印象的だった・・・

結局は一緒になったが、若くして原爆症?で亡くなっている・・・その二人の間に生まれた娘が七波・・・・

そんな被爆者、そして、被爆2世に対する世間の差別のようなことも、まだあるのだと、思い知らされた

そして、この作品中に、春日八郎の「お富さん」が、何度も口ずさまれた・・・もちろん、私が知らないはずがない曲!!

しかし、こんなにしんみり歌詞を考えさせられたのは、初めてだった

このような作品を観て、感銘を受けると、つい、原作を読んでみたくなる私でした・・・すでに、原作コミックをAmazonで注文!!

早速読んでみた・・・・たった103ページのコミックだけど・・・・作品を観た後に読んだ原作は、私にとっては衝撃的だった

やはり、こういう作品には、星はつけられない・・・

ただ、ひとつ言える事は、私は戦争のことや、原爆のことを知らなさ過ぎるということ  


Posted by としです at 20:36Comments(19)夜長の映画

2010年08月08日

地軸のような母親・・・・そして、野生の厳しさ・・・・

愛玩動物として、人間と共に生活している動物・・・・そして、野生で自然の中で生活している動物

そこには、線が引かれているように思える

人間の作った囲いの中で生活して、食事も与えてもらっている・・・・しかし、部屋やかご、おり、ロープでつながれていたり

しかし、それとは反対に野生で生活している動物は、自然の中で自由に走り回っている・・・

一見自由に見えても、自分で食べ物を獲得しなければならない

どちらの方が幸せなのか・・・しかし、彼らからしてみたら、現在与えられた環境が当たり前の生活のように思っているんだろう

その点、公園の鳩なんかを見ていると、食事は人からもらって、でも、自由に飛び回っていていいなぁ~

ちなみに、国会の鳩は・・・今は、ロープを解き放たれて、自由に飛びまわっているように見える



2006年公開 「子ぎつねヘレン」 河野圭太監督 大沢たかおさん、深澤嵐さん、松雪泰子さんら出演

太一(深澤嵐)は、放っておけず、道端でじっとしていた子ぎつね(ヘレン)を保護した・・・

そこで、持ち込まれたのが、獣医の矢島(大沢たかお)のところ・・・彼は、野生の動物など、金にもならない動物の診療もしていた

写真家である太一の母(松雪泰子)は仕事で、海外を回っていたため、太一は、ヘレンと一緒に矢島のところに預けられることになった

・・・実は、ヘレンは脳に損傷を負っていた・・・そのために、目や耳、鼻が利かない・・・だから、反応ができず、うずくまっていた

それでも、手術という一筋の希望に向かって必死に看護を続ける・・・結局、手術はできず、1ヵ月後にヘレンは亡くなった

しかし、太一に助けられなければ、ヘレンは数日もたなかっただろう・・・そして、太一という母親とも会うことはなく、母親のぬくもりを知らず寂しく死んでいったんだろう・・と慰められた

狐顔のうちの犬・・・観ていたら、ヘレンとかぶった!!でも、うちの子は、目も見えれば耳もいい。もちろん鼻だって!!

それに、必要以上に食べれるから、ポニョになっている・・・それで、幸せなのかなぁ~!?

それにしても、太一の母・律子・・・子供を残して、長期にわたって留守に・・・そして、矢島から、プロポーズされたと勝手に思い込んでいるような女性・・・

そんな母を、「地軸のような人でしょ」と例えた太一・・・その一言が、私にとっては印象的だった・・・

地軸のような人・・・確かに、たくさんいる・・・と考えたら、一体、地球には何本の地軸があるのだろう!?

そう、この夏の異常な暑さ、そして、地球の異常気象は、地軸がたくさんありすぎているせいかも!!

ヘレン・・・こういう動物ものにはめちゃ弱い私・・・この作品は・・・★★★ 星三つ!!  


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2010年08月07日

船頭多くして、船、山に登る!?だけど、船は水の上を走るもの

二人の芸術家がいると、個性をつぶしあってしまう・・・

でも、目標がひとつだから、結果的には違う形で目標に近づく・・・

まるで、思い出すのが、前首相の政権・・・2重権力・・・おかげで、進まない進まない!!

挙句の果てに、違う方向を向いていたりして・・・日本丸の行き先はわからない・・・どこに行くの!?もう、山に登っちゃってもいいよ!!前に進んでくれたらいいのに!!

あっちに行こう・・・でも、こっちかな・・・ちょっと、戻ってみようか・・・でも、こっちに進まなくちゃならないでしょ

燃料調達の私たち庶民は、行き先が何度も何度も変更されたりして・・・疲れ果てちゃう・・・というより、このままだったら、こっちが、逆さにされても鼻血が出なくなる!!

最後は、やっぱできない・・・・う~ん、どうしたらいいんだろう



2001年公開 「みんなのいえ」 三谷幸喜監督 唐沢寿明さん、田中邦衛さん主演の作品

飯島直介(田中直樹)と妻民子(八木亜希子)が家を建てることに・・・

民子の提案で、柳沢(唐沢寿明)が設計を任され、父親の長一郎(田中邦衛)に大工を頼んだが・・・

モダニズム建築を取り入れようとする柳沢と従来工法の長一郎は反発・・・そこには、二人の職人の考え方の違いがあった

そして、長一郎は施工することにあたって、昔からの仲間を職人として使っていた・・・

ドアは外開き、内開き、和室の有無、材料の調達、インチと尺貫の寸法・・・何かを決めるごとにぶつかり合う

柳沢が設計してきても、大工として建築するときには、長一郎の意思で勝手に変更、建築デザイナーの設計とは違う家が建っていく・・・

6畳の予定だった和室も・・勝手に20畳になった・・・一体こんなに広いスペースで何をやるのか

ドアも内開きにこだわっていた建築デザイナーだったが・・・勝手に外開きに・・・

って、私だったら、この時点で、確実に建築デザイナーは降りる

それでも、最後は、設計を変えられた建築デザイナーも含めて、それから、観ているこっちも、家を建てた達成感を感じられるこの作品は・・・

さすが、三谷マジック!!

山に登っても行き先にたどり着く、この作品は・・・★★★ 星三つ!!  


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2010年08月06日

ひとつの大きな嘘をつき通すためには・・・・っそ!!私は嘘つき

さすがに、これだけ生きてきたら、嘘は、ついたことがある・・・・人を傷つける嘘、人を喜ばせる嘘・・・・

断ることができずに、嘘をついて回避したり・・・・でも、それがわかると、相手を傷つける

自分を守るために嘘をついたり・・・・軽くついたはずが、それが、どこからともなくわかってしまうこともある

反対に、人を安心させるための嘘・・・人を喜ばせるための嘘・・・人をびっくりさせるための嘘・・・

嘘をついたことがない人間というのはいるのか、疑問である



2004年公開 「約三十の嘘」 大谷健太郎監督 椎名桔平さん、中谷美紀さん、妻夫木聡さん、田辺誠一さん、八嶋智人さん、伴杏里さん出演

詐欺のチームは、3年前に、一度解散していた・・・・それが、再度集結・・・・北海道での仕事のために、大阪からトワイライトエキスプレスで北海道を目指す・・・・

当時のリーダーだった志方(椎名桔平)は、3年前、得た大金を持ち逃げされたことから、腑抜けになっていた

北海道での仕事を終えた・・・詐欺とは言いながらも、仕入れ2,000万円の商品で、売り上げが13,000万円あった・・・どう見ても、割のいいビジネス・・・

帰りのトワイライトエキスプレスで大金の入ったスーツケースが消えてしまう・・・

電車という閉ざされた空間の中で、消えたスーツケース・・・誰かが嘘をついて、隠している

6人の仲間は、お互いを疑い、解決しないままに執着駅は近づく

その中で、ババロアちゃんこと、宝田(中谷美紀)がもっとも疑われ、犯人捜しに躍起になる・・・・

志方は、実は、腑抜けを装っていただけだった・・・・

この作品の中で、志方が言った一言・・・「一つの大きな嘘をつくためには、小さな嘘を30個用意しなければならない」

たしかに、矛盾を生じさせないための嘘の連鎖・・・・やっぱ、嘘を突き通すことは大変だ!!

今の世の中は、30も用意しなくても、ばれたときには・・・よくあるんですけどねぇ~逆ギレって手段も・・・

この作品中で中谷美紀さんと伴杏里さんの胸の大きさも比較されていた・・・その方がサスペンスかも!!

サスペンスのように見えてサスペンスじゃない、人間の微妙な心理をなじるようなこの作品は・・・★★★ 星三つ!!  


Posted by としです at 21:09Comments(12)夜長の映画

2010年08月05日

もしも、隠し事のない世の中になったら・・・・ありえない

もしも、隠し事とか、秘密がない世の中になったら・・・・

もしも、たずねられたことを、すべて正直に話さなければならない世の中になったら・・・・

もちろん、核密約なんて存在しなくなる、官房機密費だって、裏金だって、賄賂だってなくなる

一瞬、クリーンな風通しのいい世の中になるだろうと思う・・・けど

生活していくうえで、必ず、どこかにひずみは出てくる・・・理性がある人間だからこそ、そんなクリーンな世界は絶対にありえない

だからこそ、むしろ、動物を見ているほうが純粋に感じる

国の舵取りだって、予算委員会が終わったって、きっと実際には、どこかで利権が絡んでいるのだろうし・・・菅さんも必死だよなぁ~

賄賂の世の中・・・表向きはないっていっても、きっと、裏ではたくさんあるんだろう!!

って考えていると、人間社会はよどんだ水たまりのように見えてくる・・・



2005年公開 「空中庭園」 豊田利晃監督 小泉今日子さん、板尾創路さん、鈴木杏さんら出演作品

「隠しごとをしない」というのが、我が家のルール・・・だから、問われたことは包み隠さず話す・・・

娘に問われ、出生決定現場・・・普通なら誕生日の10ヶ月と10日前・・・「野猿」というラブホテルで過ごしたことを話した母・絵里子(小泉今日子)・・・マナ(鈴木杏)は、そこへ行ってみたくなる・・・男友達を誘い、そこへ行き、居心地がよくなってしまう

5年もの間、性生活を拒まれている父・貴史(板尾創路)は、二人の愛人に甘えている・・・が、母は、それを問いたださない・・・

問いただしてしまったら、隠しごとになってしまうから

そして、その愛人の一人、ミーナが、弟・コウの家庭教師としてやってきた・・・もちろん、焦る父・・・

ラブホテルには、窓がない・・・との話を聞き、建築物に興味のあるコウは、行ってみたくなり、ミーナ先生に連れて行ってもらう

次第に、隠し事が多くなっていく家族・・・しかし、母の前では、そのようなそぶりは見せない

清潔で、クリーンな家族を理想とし、常に、笑顔を装っている母ではあったが、内面に抱えているものは、どろどろとしたもの

そして、どう見ても、虚像の美しい家族を家の中で演じているが、その家族が、ギクシャクに見えて仕方がない

理性と感情のある人間社会だからこそ、隠し事のない社会はありえない

この作品は、私にとっては・・・★★ 星二つ!!

それにしても、Kyon²・・・演技派の女優さんになりました  


Posted by としです at 22:39Comments(22)夜長の映画

2010年08月03日

昭和の香りがプンプン・・・・もぉ、たまらない!!

昭和・・・・今となっては、なんだか、懐かしい響きになってしまった・・・

小渕さんが官房長官のとき、「平成」と書かれた紙を両手で掲げていた・・・その瞬間、昭和が終わったんだぁ~と、実感

私の昭和といえば・・・・沖縄返還、ロッキード事件、東西冷戦・・・でも、なんとなく、活気があって、居心地のいい時代

歌謡界では、ピンクレディーとかキャンディーズ・・・みんな、真似をしたりして

もちろん、都はるみさんのマイクをちょっと横から構えて、斜めのほうを見ながら歌うってのも!!

あのときの歌は、みんなが口ずさめるようなメロディーだった・・・当時は、歌謡曲とも言っていたが

今では、いつの間にか、J-POPと呼ぶようになって・・・歌謡曲は過去の産物??

日本人って、意外と、横文字が好きなのかなぁ~と感じる

けっこう、昭和30年代、40年代の歌謡曲は、私は好きである・・・というより、昭和55年を境に、ほとんど、歌番組は見なくなってしまった

私がその後、いろんな曲と縁が切れなかったのは、吹奏楽と友達が歌うカラオケのおかげ!!

ちなみに、現在のマイブームは八代亜紀さん・・・「雨の慕情」のイントロが始まると、玉置宏さんの名調子を思い浮かべ、「女みなとまち」は、コインゲームのBGMが頭に残り、「舟歌」のイントロが始まるともうたまらない

私の頭の中は、案外、今でも昭和なのかも・・・・



2007年公開 「歌謡曲だよ人生は」 磯村一路監督、宮島竜治監督、矢口史靖監督ら、合計10人

大杉漣さん、余貴美子さん、妻夫木聡さん、烏丸せつこさんら、そうそうたるメンバー

5分から、17分くらいの短編オムニバス作品・・・

収録曲・収録作品は、「僕は泣いちっち」、「これが青春だ」、「小指の想い出ラブユー東京」、「女のみち」、「ざんげの値打ちもない」、「いとしのマックス」、「乙女のワルツ」、「逢いたくて逢いたくて」、「みんな夢の中」

知っている曲とか、聴いたことがある曲ばかり、中には歌ったことのある曲も・・・しかも、2007年に作られた作品だけど、内容は昭和の匂いがプンプン!!

しょっぱなから、真知子巻きじゃん!!って・・・・

もう、真知子巻きなんて、している人って・・・っていうか、真知子巻きって知っていて巻いている人も少ないんじゃないかなぁ~なんて思いながら・・・

ストーリーも、演技も、昭和ぁ~って感じで、心地いい

「女のみち」で、宮史郎さんが出演したときには、本人ジャン!!

そして、フィナーレの「東京ラプソディ」・・・これは、私も、3番までフルコーラスばっちり!!

贅沢を言えば、渥美二郎さんのカバーではなく、藤山一郎さんのオリジナルが聞きたかった・・・

まだまだ、アナログチックで、頭の中は完全昭和な私にとって、この作品は・・・★★★ 星三つ!!

どう見ても、傍から見たら、マニアック・・・・  


Posted by としです at 21:53Comments(33)夜長の映画

2010年08月02日

マサコさんには、かないません!!ベッドの上で、大爆笑

ヘルシンキ・・・・そこは、私の青春の思い出の地のひとつ

以前、皆既日食の観測に友人と二人で、フィンランドを訪れたことがありました

ヘルシンキを拠点として、電車に乗って、5時間・・・・オラヴィリンナ城のあるサヴォンリンナへ

このお城は、ドラクエ3のモデルになった城とかって言われていたが、ゲームのわからない私はさっぱり

そして、時期が、ちょうど、オペラ・フェスティバルの最中・・・そんなことでいろんなところで音楽会、いろんなコンサートを見て回っていました

皆既日食が雨で観察できず、雰囲気だけの堪能となり、そのままヘルシンキへ・・・

ショックもあり、日本料理屋を探して、入ったことがありました・・・・今でも覚えていますが、とんかつが、1人前2,000円・・・

そして、公園や、美術館などのスポットを観光したことがありました・・・北欧の子は、すごい美人だったってのも覚えています

あとは、なにしろ、学生時代・・・北欧の本屋にも立ち寄ってみたかった・・・目的は、○○本

こういう食堂があったら寄っていたのに!!でも、どうしてフィンランドで、食堂の映画なんだろう!?・・・・



2006年公開 かもめ食堂 荻上直子監督、小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん主演

ヘルシンキで食堂経営を始めたサチエ(小林聡美)の店の最初のお客が、日本かぶれの青年・・・

その青年がガッチャマンのテーマソングをフルコーラス教えてくれと・・・しかし、サチエは、サビしかわからない

たまたま、立ち寄った図書館でミドリ(片桐はいり)を見かけ、ガッチャマンをたずねたら、さらっとフルコーラス、手帳に書いてしまった・・・

それをきっかけに、目的もなく、フィンランドへ来たミドリがサチエの店を手伝うことに

日本かぶれの青年に、自分の名前を漢字で書いてくれ・・といわれてミドリが書いたのが、トンミ ヒルトネンを「豚身昼斗念」と

これを観たとき、爆笑・・・・そして、しばらく、お店を2人でやっていると・・・

空港の到着ロビーで、自分の荷物が出てこず、困っていたマサコ(もたいまさこ)が、店の中を、ヌゥ~っと覗いている・・・

その姿を観ただけで、ベッドを叩いて大爆笑・・・・犬がびっくりしてベッドから逃げ出した

もう、それからは、もたいまさこさんの一挙手一投足から目が離せない・・・なにしろ、この作品中では存在が笑えるのだから

作品中でミドリが一言「マサコさんには、かないません」と、そう、観ている私もマサコさんにはかなわない

観る前に、DVDの磨きを3回かけて観始めた作品・・・・その苦労が実った気がした

思いっきり、私の笑いのつぼにはまった作品・・どうみても、コメディー以外の何モノでもない・・

この作品は、★★★ 星三つ!!  


Posted by としです at 20:53Comments(17)夜長の映画

2010年08月01日

どう見てもこれは・・・主婦の犯罪・・・腹立たしかった作品

いくつになっても、かわらないと思う女優の一人に、黒木瞳さんが・・・・スタイルはいいし、きれいだし

釣りバカ日誌の唯一の時代劇バージョン・・・「花のお江戸の釣りバカ日誌」では、私は、西田敏行さんが本気でうらやましくなったりして・・・

昔、何度か連れられて訪れたスナックに、黒木瞳さん似の女性が・・・確かに、人気があった・・・

もちろん、私の行きつけはほかの店・・・もっと、ゆったりと、静かで、大人な雰囲気で飲めるお店

そして、私を誘った人は、何度も、黒木瞳さんに似ていると、自慢げに話していたものでした

その気になった私も、話をしていると、まるで、ホンモノと話をしているような気にすらなってきました

そんな昔のことを思い出しながらも、腹が立った作品・・・



2005年公開 「東京タワー」 源孝志監督 黒木瞳さん、岡田准一さん、松本潤さんら出演作品

一言で言ってしまえば、不倫・・・・しかも、はるかに年上の主婦との不倫作品・・・・

2人の主婦、詩史は40歳、喜美子は35歳と、透と耕二の21歳の二人の青年との恋愛・・・

詩史は、透が18歳のときから付き合っている・・・・

耕二は、高校時代、同級生の母親とベッドを共にし、それを見た娘はいまだに母親を恨み、その家庭を壊れている・・・

耕二と喜美子も付き合い始めたが、喜美子の激しさに、恋愛は終結した

透は、パリへ留学に出たら、詩史はだんなと別れ、透を追って詩史はパリに行ってしまった

家庭がある身でだんなにも愛されているにもかかわらず、だんなが仕事に出ていることをいいことに恋愛・・・・

しかも、そこで、何をプレゼントしていいのかわからず、現金をプレゼントしようとしたり・・・

お互い、独身だったらいいけどさぁ~だんながいる身で・・・しかも、冷え切っているわけではなく愛されている

ただ、仕事にはちょっと一生懸命!!それに、相手は学生で、年が倍ほどもちがう大人なんだからさぁ~

家庭もあるんだし、もうちょっと、分別のある行動をとろうよ!!浮気がばれたら、美しい恋愛の思い出を残して終わりにしようよ!!もっと、現実を見ようよ!!

この作品が終わるまで、ずっとそう思っていた・・・けど、わざわざ留学先までおいかけていっちゃうとは・・・・

これなら、だんなから、慰謝料を請求されてもおかしくない・・・払えるのか!?透!!

耕二が壊した家庭の娘を演じた平山あやさん、透の母親のを演じた余貴美子さん、詩史の夫を演じた岸谷五朗さんが天使のように見えてきた

源孝志監督のきれいな作品を観た後だったので、かなり期待していたが、こんなに腹が立った作品は初めてだった

家庭を壊す映画は、いくら、虚像であっても許せない・・・私にとっては・・・ 星一つ!! しかも、ちっちゃめ!!  


Posted by としです at 19:17Comments(17)夜長の映画