2010年07月05日

物忘れ・・・ならないように、刺激を与えなくては・・・

そろそろ、体が下り坂を迎えるお年頃・・・・・

記憶力が落ちてきたり、体力が落ちてきたり、スピードが苦手になってきたり、離せばわかるお年頃、そして、食欲も落ちて!!

最近、食べられても、ご飯を2杯だけなんです・・・・

そんな体の曲がり角を迎えているって自覚はあるんです。

できるだけ、指先を使ったり、頭を使おうとしたり・・・でも、日常、体を動かすことの少ない私は・・・確実に、やばい

生命保険だって、そろそろ、真剣に考えて、見直す時期になったのかなぁ~って、テレビCMを観ていると感じるのです。

昔は、生命保険といえば、かわいらしい外交員が営業に来て、言われるがままに、印鑑を捺したり・・・

親戚のおばさんが、「いいから、ここに印鑑を捺しな」って、営業に来た割には上からのものいい・・・印鑑を捺すまで帰ってくれなかったり・・・

内容を何も考えずに、入っていたのですが・・・そろそろ、営業よりも、内容を考えるお年頃に・・・そんなことを、まじめに考えさせられる作品



2006年公開の「明日の記憶」 渡辺謙さん、樋口可南子さん主演の作品

仕事人間だった主人公が、何の前触れもなく、物忘れや、めまい・・・そして、物忘れは日増しにひどくなっていく

奥さんに無理やり促されて行った病院で下された診断は、49歳にして、若年性アルツハイマー

日増しに、症状は悪化する・・・・そんな中で、奥さんは、彼と人生を共にすることを、再度決意していく。

アルツハイマーは、生活習慣、DNA、睡眠不足、喫煙などに起因すると言われているが・・・いつ、発症するともなく、治療法はない

特に、元気だったら、外にも出かけたりもするでしょう。というか、勝手に出て行っちゃったりして・・・

家族の負担も大きくなるだろうなぁ~と、いろいろなドラマでもアルツハイマーの症状を見せられた・・・

渡鬼の故河内桃子さん演じる高橋年子のアルツハイマーでの症状も、私にとっては、強烈な記憶のひとつでした。

この作品の中で、進行を遅らせようと通い始めた陶芸教室・・・物忘れに付け込んで、授業料を、2回とろうとした木梨憲武さん演じる陶芸教室の先生・・・

そりゃ、やっちゃダメだろ!!いくら、物忘れがあるとはいっても、それを逆手にとっては

それから、大滝秀治さん演じるエロジジイ・・・・オイオイ!!でも大滝秀治さんはかわいらしいおじいちゃんですから、好きな俳優の一人なんですが・・・・エロジジイ役を演じるとは

こういう作品を観たら、もし、自分がアルツハイマーになったらどうしよう・・・なる前になったときの手立てを講じておかなくては・・・

まじめに、将来が心配になった作品でした

渡辺謙さんが惚れ込んだこの作品は、迷わず・・・★★★ 星三つ!!   


Posted by としです at 21:15Comments(27)夜長の映画

2010年07月04日

初体験・・・韓国映画!!シマウマといえば・・・に誘われて

今まで、海外の作品も、たくさん観てきました。

これだけ、韓流ブームで、ドラマや映画が出ていても、一度も観た事がなかった私でした。

そういえば、池上彰氏の「学べるニュース」は、私が、好きな番組のひとつ・・・その中で・・・

韓国の三星(Samsung)が、日本の携帯を追い越した・・・ということを言っていました。

もっとも、日本人は、携帯電話は、電話以外の機能として使っている人が多いですから、日本の携帯電話は、ガラパゴス的進化で仕方ないと言われていましたが。

追い越された原因のひとつは、ヘッドハンティング・・・・三星の管理職は、力のある優秀な社員を引き抜くことが評価につながる。

けど、日本は、そうではないと・・・自分よりも、劣る社員を後継者につけて、前の上司はよかった・・・・

そんな回顧主義のところがあると・・・だから、日本人の中でも、たくさんの人がヘッドハンティングされていると言われていました。

実は、以前、マイクロソフトも、同じようなことを・・・・

ワープロソフトでは、一太郎派とWord派に分かれていました。一太郎のシェアが、日本では、多かった!!

辞書の機能、ワープロの機能、実際、私も比較すると、一太郎のほうが優れているところが多かったんです。

そこで、マイクロソフトがジャストシステムから、技術者の引抜を行ったということを、昔、聞いたことがありました。

今では、結局、一太郎とか、Lotas 1-2-3 は、ほとんど、聞かなくなってしまいましたが・・・・

ちなみに、私がDTPの仕事に就いて、一番初めに手がけたのが、三星の仕事でした・・・・

日本の技術は、外国に流出して追い越されていく・・・人件費の高い日本では、どうしようもないことなのですが。

だったら、また、外国よりも高い技術を生み出していけばいいだけの話・・・より高い技術にのし上げていくことは得意な民族ですから・・・

でも、そんなパワー、残っているのかなぁ!?こういう、技術革新にこそ、日本国も、投資をしてほしい!!1番になるために

そんなことを思い出させた作品・・・・先日の、レーシングストライプスのコメのオススメもありまして、観てみました。

っていうか、1年前にすでに、私の棚には入っていたんです・・・・ただ、観ていなかっただけ



「マラソン」 2005年に韓国で公開された、チョ・スンウ主演の作品

自閉症の青年が、母親の教育により、長距離走が得意・・・と思いこまされ、そして、才能が花開いていく・・・

しかし、この作品の中の母親は・・・教育ママ・・・というよりも、今から、ちょうど30年前の日本の母親像を見ているように錯覚した私でした。

最近は教育ママって言葉自体、聞かなくなりましたが・・・私が子供だったころよりも、子供たちって、塾に行ったり、勉強することが当たり前になって教育ママが普通になっているのだろうか?

昔は、いましたから・・・・ある意味、星一徹みたいな母親!!私も、圧力釜を投げつけられた経験がありましたが・・・・

それから、この青年は、シマウマが大好きで、その上、記憶力もすごい・・・・テレビのコメントも覚えているし・・・

自閉症の方の一部に見られる、サヴァン症候群なんだろうか!?給食のメニューだって、すべて把握・・・・昨日食べたものすら忘れてしまう私でした。

私の場合には、単なる物忘れ・・・!?そろそろ、やばいかも!?

この作品、感動する前に、教育ママに否定的な私がいました・・けど、サヴァン症候群は、天がその方に与えたすごい能力だと思っている・・

山下清画伯も、サヴァンだったかもという話があるくらいですので・・・★★★ 星三つ!!かな  


Posted by としです at 20:01Comments(16)夜長の映画

2010年07月03日

知らぬが仏・・・・なんという、美しい言葉・・・・

知らぬが仏・・・・なんと美しい言葉・・・・

知ってしまったら、かかわらなければならない・・・けど、知らなければ、そのまま、通ってしまう

知ってしまったら、知らなかった・・・という言葉が無責任を意味する・・・けど、知らなければ、責任も何もない

私の知らないところで、いろいろな事が起きている・・・けど、知らなければ、そのまま過ぎ去ってしまう

ただ、自分の見聞を広めるためには、知るということは大事なことだと思う

多くのことを経験し、知ることで、以前よりは深い思考もできるようになる・・・だから、知るということは大事なこと

なんだけど、その分責任も大きくなる・・・責任を被りたくなければ、知らないこと・・・なんて、取り留めなく考えていた

そんな作品が



「ミッドナイト・イーグル」 2007年公開 大沢たかおさん、竹内結子さん、玉木宏さん、吉田栄作さん出演の作品

アメリカのステルス爆撃機が、北アルプスで工作員の手によって爆破された。

それには、核が積まれていて、工作員は起爆スイッチを起動・・・しかし、爆破4分前に、2人のジャーナリストと、1人の陸上自衛隊員によって食い止められた・・・

しかし、再度、起爆させようと、武装工作員の連隊数十名が3人の下へ再びやってくる。

最後は、米軍のナパーム弾によって、3人と共に、武装工作員を全滅させたが・・・

知らなければ、一般人である2人のジャーナリストは、こんな戦闘に巻き込まれることはなかった

知らなければ、死なずに済んだかもしれない

けど、知ってしまったから、責任が生じて、命をかけて核ミサイルを守った・・・・が、2人のジャーナリストは、何事もなかったかのように、遭難扱い

核ミサイルの存在すら、というか、この事件自体、メディアには、明らかにされなかった

実際に、私が知らないところで、国家間で、何かが起きているかもしれない

でも、私は知らないから、こうやって、ただ、平和ボケをして、生活している

官房機密費・・・国民の税金だけど、別に、私は明らかにしてほしいとは思わない・・・知れば、そこに、大きな責任が生じる

国を経営していくためには、きっと表面化できないグレーなお金も必要なんだろう

グレーゾーンで適当に処理してくれたら私は知りたいとは思わない。そんな重たい責任、私には負えない

そんな、無責任な私だが、この作品は・・・★★★ 星三つ!!  


Posted by としです at 21:45Comments(18)夜長の映画

2010年07月02日

信じているけど、見たことない!・・興味あるけど、見たくない!

はっきり言って、怖いもの見たさの癖に、小心者!!

テレビでときどきやる、心霊スポットなどの怪奇現象を扱った心霊番組は、好きなんだけど、怖い・・・・ホラーの映画作品は観ない私です。

そして、心霊写真はあまり信用していない私でした。

だって、アナログカメラの時には、露出時間を変えて多重露出すれば、心霊写真のような写真は撮影できた・・・・というか、私も、実際、やっていたんですが・・・

その後のデジカメやパソコンの復旧、これだったら、心霊写真なんかお手の物、簡単にできてしまう!!実は、心霊写真は得意分野だったりして・・・

学生時代、霊感の強い後輩と心霊スポットへ行ったとき・・・私が背筋にゾクっとしたものを感じた次の瞬間・・・後輩が、「今、女の人が、こっちを見て立っていた」って言われたときには、はっきり言って声が出ませんでした。

霊の存在自体は信じてはいるし、超常現象だってあると信じている私です・・・だって、自分をナメクジに例えたら、上から塩が降ってくるのも、超常現象・・・・

そんなことを全く感じさせない思わされないロマンチックなゴースト・・・・といえば、ゴーストバスターズではなくて



「ゴースト ニューヨークの幻」 1990年公開 ジェリー・ザッカー監督 パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ出演

不本意にも殺害されたサム・・・インチキ臭い霊媒師オダ.メイの力を借りて、恋人モリーの危機を救うとともに、自分を殺害した犯人も、事故で命を落としていった・・・そして、最後には、モリーに愛を告げて、天国へ召されていく・・・・

サムは不幸な目にあったんだけど、ロマンチックで、きれいなストーリーの作品だと・・・感じ、サムとモリーが一緒に陶芸用のろくろを回し、粘土をぐちゃぐちゃにするシーンなんかが印象的

そして、極めつけは、デミ・ムーアが、きれいな女優さんだなぁ~って興味を持った作品でした

この作品で、幽霊になったら、ものを動かすのに、気合がいるんだぁ~でも、「この胸いっぱいの愛を」では、簡単に動かせた

でも霊感の強い人には、存在を感じ、声を聞くことができるんだぁ~でも、「この胸いっぱいの愛を」では、誰もが存在を感じた

で、よい行いをした人は、天に召される・・・ってことは、明らかに、私は、明らかに、悪魔に引きずられながら、地獄に行くと・・・・

この作品の代名詞のような音楽、アンチェインド・メロディーが用いられていたが、全く、作品とぴったりマッチする曲でした。

まさしく、この作品のために、作曲されたのではないかと思われる曲・・・実際には、映画のできる20年以上も前に作曲されていたのですが・・・

今でも、この曲を聴くと、この作品を思い出す。

この作品は、明らかに・・・★★★ 星三つ!!  


Posted by としです at 21:42Comments(26)夜長の映画

2010年07月01日

偏見を持って観ました・・・・はっきり言って考えられない

日本でも話題になった、薬害エイズ問題・・・血友病患者に、非加熱製剤を使い続けたため、HIVに感染してしまった・・・

しかし、菅首相・・・当時、厚生大臣だった際に、非加熱製剤の使用を放置したという国の責任を認め、謝罪・・というのは、記憶に新しいものである。

エイズ・・・といったら、あとは、体液による感染、なんですが、感染者の唾液をバケツ1杯飲んでも、普通は感染しないとか・・・

以前は、必ず、死に至るウィルス、そして、保有者は増えている、いつ発症するかわからない不治の病・・・などと、話題に上ったものでした。

最近では、発症を抑え、安定期を持続させる製剤も開発され、エイズが原因で亡くなる人もかなり減少した・・・というより、日本では、ほとんど聞いていない・・・騒いでいないだけなのかも。

そう、日本では、人口の0.1%以下しかHIVを保有していないのだから仕方がない・・・でも、アフリカ南部では、7人に1人以上の人が保有している・・・

それに、感染経路は、性的感染、血液感染、母子感染が中心ではあるが、男性同性愛者の感染が多いということも、聞いたことがあるため、どうしても、偏見を持ってしまう。

そして、半ば、私も偏見を持って観てしまった作品・・・



1994年に日本で公開された作品 「フィラデルフィア」 トム・ハンクス デンゼル・ワシントン主演

腕のいい弁護士の二人・・ゲイであるベケット(トム・ハンクス)と、ゲイを嫌うミラー(デンゼル・ワシントン)

ベケットは、ゲイで、エイズを発症、そして、エイズによるアザを見つけられ、事務所を解雇・・・

そして、不当解雇で事務所を訴えるために、ミラーの弁護士事務所を訪れる・・・

性同一性障害もあるが、私には、考えられない・・・・

そして、オカマバーには、一度、行ったことがあるのですが・・・っま、オカマさんのステージを見物といったところでしょうか・・・下手な漫才を見ているよりは、ずっと面白く、オカマさんは一緒に行った女友達よりもきれいなんて言われていました。

でも、ゲイ(男性同性愛者)に対しては、考えられない・・・・というより、考えたくない・・・

先日の、痴漢冤罪事件のときにちょっと触れた、電車に、男性専用車両ができたら・・・襲われちゃうというコメもあったが、こういうことなのだろうか?

しかし、それを演じきった、トム・ハンクスはすごい!!そう、感じるのでした・・・

こういう役回りって、難しいのだろうなぁ~って・・・

たとえば・・・渡る世間は鬼ばかりの、小島キミ役を演じた、赤木春恵さんをはじめ、小島家の小姑!!・・・

金八先生で、浅井雪乃役を演じた、杉田かおるさん・・・

ジョン・Qで、病院院長を演じた、アン・ヘッチ・・・などなど、ほんとは、いい人たちばかりなのに、役柄=その人で見られちゃうのではないかって・・・

好きな俳優さんが、二人も主演!!でも、ゲイに対して、理解のできない・・・私は・・・★★ 星二つ!!  


Posted by としです at 21:12Comments(22)夜長の映画