法に触れていなくても、道徳的に正しいか、倫理的に正しいか・・・・
私だったら、できるか、できないか・・・・
そして、私だったら、やるか、やらないか・・・・
先日の「ジョンQ 最後の決断」もそうでしたが、この作品も一度は観ておきたかった作品のひとつ

ウィル・スミス主演の「7つの贈り物」 2009年に日本でも公開
一言で言ってしまえば、過去の自分の不注意から7人を失い、その償いに、見ず知らずの7人へ贈り物を・・・・
しかし、その贈り物とは、自分の肺、肝臓から始まって、最後には心臓を提供・・・・
もちろん、提供された人たちはおかげで、命を永らえることができたが、当のトーマス(ウィル・スミス)は、最後に、自ら命を絶ってまで提供した・・・・
日本では、やっと、2009年に臓器移植法が改正され、それまでは、年齢制限があったのが、本人の意思、および家族の同意に基づいて年齢を問わず臓器移植が可能になったが、
果たして、自ら命を絶ってまで、臓器提供というのはありなのか?
しかし、トーマスは自分の命を自分の手で幕引きをすることで、自分の臓器を提供、人の命を救い、救われた人たちはみな、喜んでいた・・・
この作品のあらすじを知りながら観ていた私は、ウィル・スミスの演技力に、感服していました。
いかにも、覚悟を決めた人間が、坦々と生きている表情が・・・しかし、私にはできない
もし、それがありなら、児童虐待の証拠が隠滅や借金のかたに臓器を売って・・・なんてことも出てくるかもしれない
というか、せっかくの法律も、悪用する人は、必ず出てくる・・・そのたびに、また、法律改正
なんてことを考えていたら、エンドロールが流れていた・・・
ちなみに、私も脳死後の臓器提供の意思は示してありますが・・・・そのくらいなら、私にも、できる!!
ということで、この作品・・・微妙だけど、★★★ 星三つ!!