小学生のころ、市の公民館主催の野外教室・・・これをきっかけに、天体や岩石とか・・・興味を持った私でした。
それからは、理系まっしぐら・・・ではなくてぇ、国語をはじめとした文系が大の苦手!!
だから、文系教科に比べて、理系教科のほうが、相対的に、成績がよくみえただけ・・・・
国語では、どういう心情だったのか・・・って、テストででても、そんなのわかるわけないじゃん!!本人じゃないんだから
感想文は・・もちろん、内容はあらすじ・・
作文・・・原稿用紙が、50字詰めくらいで十分なのに、だったら、5枚くらいは書けるかも・・・なぜ、400字詰めなの!?
社会だって、歴史の年表を覚えることは、私にとっては、実は拷問でした。
その後、5年生のときに月食の写真、それをきっかけにカメラにはまって・・・小学生のころから、カメラ小僧!!しかし、マイブームも、デジカメの出現とともに、去っていきましたが・・・
そんなことを思い出しながら観た作品、それが

「博士の愛した数式」 2006年公開 寺尾聰さん、深津絵里さん、浅丘ルリ子さんらが出演した作品
交通事故で脳に障害を負った博士(寺尾聰さん)は、10年前までの記憶しか残っていない。
しかも、それを思い出せるのは、1日80分だけ。ということは、基本的に記憶がない生活・・・
そこに、家政婦として派遣された杏子(深津絵里さん)とその息子のふれあい・・・そして、その息子が、社会人になって、数学の先生に・・・
この作品では、数学の話もちらほら・・・友愛数、完全数が出されたときには、なるほど、おもしろい!!
数の法則を発見するのは確かにおもしろそうだけど、普通の生活で、どこに使うんだろう?・・って、数学の証明問題も!!
そのうち、虚数が出されたときには・・・懐かしい!!聞いたことある!!けど、実数ではないから具体的に想像がつかない・・・
以前、スティーヴン・ホーキング博士の著作で、虚時間と実時間は直行する時間軸の・・・だったかなぁ!?なんて出てきて、なんのことだかさっぱりわからなかった・・・
だって、私は、実時間をプラスの方向で、未来に向かってしか生きられないのだから・・・
とどめに、オイラーの等式が出てきたときには、なんじゃ、そりゃ???????????
って、難しい話も出てきたのですが、観ていると、難しい話は、ほんのわずか・・なぜか、温かい気持ちになれる作品
記憶することのできない博士は、自分のことを覚えてくれない・・・でも、何でも、数字や数学の話を混ぜながら、温かく接しようとする博士・・・もちろん、記憶に残らない博士は、同じことも、何度も何度も繰り返す
そのうちに、杏子とその息子も、博士の影響を受けて、数学に興味を持ち始める・・・冷蔵庫の製造番号を見て、2311が、たまたま素数・・・ということに気がついた杏子・・・そのことに、うれしさを感じているが・・・
私の生活では、スーパーの買い物で、レシートが2311円のほうが、親しみ持てそう。
現在の雑多な世の中・・・今では、他人にはもちろん、家族に対しても、ここまで温かく接することができなくなっているような時代・・・
ほのぼのとした、平和な気持ちになれる作品・・・・今の世の中だからこそ、うれしくなった
それにしても、昔の浅丘ルリ子さん、すっごいきれい!!これじゃあ、石坂浩二さん、うらやましがられるわけだ!!
っま、強いてあげれば・・・・吉岡秀隆さん演じる数学の先生・・・ちょっと、軽い
でも、こんな温かい気持ちにさせてくれる作品は、迷わず・・・★★★ 星三つ!!