2010年08月06日

ひとつの大きな嘘をつき通すためには・・・・っそ!!私は嘘つき

さすがに、これだけ生きてきたら、嘘は、ついたことがある・・・・人を傷つける嘘、人を喜ばせる嘘・・・・

断ることができずに、嘘をついて回避したり・・・・でも、それがわかると、相手を傷つける

自分を守るために嘘をついたり・・・・軽くついたはずが、それが、どこからともなくわかってしまうこともある

反対に、人を安心させるための嘘・・・人を喜ばせるための嘘・・・人をびっくりさせるための嘘・・・

嘘をついたことがない人間というのはいるのか、疑問である



2004年公開 「約三十の嘘」 大谷健太郎監督 椎名桔平さん、中谷美紀さん、妻夫木聡さん、田辺誠一さん、八嶋智人さん、伴杏里さん出演

詐欺のチームは、3年前に、一度解散していた・・・・それが、再度集結・・・・北海道での仕事のために、大阪からトワイライトエキスプレスで北海道を目指す・・・・

当時のリーダーだった志方(椎名桔平)は、3年前、得た大金を持ち逃げされたことから、腑抜けになっていた

北海道での仕事を終えた・・・詐欺とは言いながらも、仕入れ2,000万円の商品で、売り上げが13,000万円あった・・・どう見ても、割のいいビジネス・・・

帰りのトワイライトエキスプレスで大金の入ったスーツケースが消えてしまう・・・

電車という閉ざされた空間の中で、消えたスーツケース・・・誰かが嘘をついて、隠している

6人の仲間は、お互いを疑い、解決しないままに執着駅は近づく

その中で、ババロアちゃんこと、宝田(中谷美紀)がもっとも疑われ、犯人捜しに躍起になる・・・・

志方は、実は、腑抜けを装っていただけだった・・・・

この作品の中で、志方が言った一言・・・「一つの大きな嘘をつくためには、小さな嘘を30個用意しなければならない」

たしかに、矛盾を生じさせないための嘘の連鎖・・・・やっぱ、嘘を突き通すことは大変だ!!

今の世の中は、30も用意しなくても、ばれたときには・・・よくあるんですけどねぇ~逆ギレって手段も・・・

この作品中で中谷美紀さんと伴杏里さんの胸の大きさも比較されていた・・・その方がサスペンスかも!!

サスペンスのように見えてサスペンスじゃない、人間の微妙な心理をなじるようなこの作品は・・・★★★ 星三つ!!  


Posted by としです at 21:09Comments(12)夜長の映画