2010年08月16日

ありそうでありえる話は、ホラーより怖い・・・・日常から脱出

日常生活・・・・同じことの繰り返し・・・・でも、それが、試練なんだなぁ~と感じるときもある

たまに、そこから、脱却してみたくなる・・・

私がとったのは、博多への脱出・・・はっきりいって、今回の旅行記のような、文章は、二度と書けないだろうと思った

先日、学生時代に2週間かけて行った旅行の旅行記が、パソコンから出てきた!!

昔、手帳の内容をホームページに作り上げていた・・そのデータが出てきた・・手帳はもう、すでに、どこかに行ってしまっていた・・2週間の旅行の旅行記・・・読み返すと、また、そのときに戻れる

それがあったから、今回も、旅行記を残そうと思った・・・しかし、もう現実に逆戻り・・・

そして、帰ってきて、いきなり観たのが・・・現実逃避の作品



2002年公開 「OUT」 平山秀幸監督 桐野夏生氏原作 原田美枝子さん、倍賞美津子さん、室井滋さん、西田尚美さん出演作品

弁当屋でパートで働く4人の主婦・・・それぞれが、家庭崩壊、介護、カード破産、DVなどの悩みを抱えている

DVと夫のギャンブルで悩んでいた弥生(西田尚美)が、夫を殺害してしまう・・・ところから、話は始まる

死体を預かった雅子(原田美枝子)は、ヨシエ(倍賞美津子)、邦子(室井滋)を巻き込んで、死体を解体し、生ごみとして捨てる・・・

その後3人は、死体解体の仕事を請け負い、通常では稼げないほど稼ぎはじめ、そして、最後は、家を出て、完全に日常生活からOUTしていく・・・・

ホラー作品をほとんど観ない私・・・この作品は、普通の主婦の目線から描かれている・・・そのため、ある意味、ありえそうな内容

あまりにも、普通の視点から描かれている、現実に密着した作品、そう考えていたら、ホラー作品よりも、ずっと怖かった

確かに、この作品を私は劇場でも実際に観ているが、この作品が公開された当時、日常生活に疲れた主婦による犯罪もよく目にした

この作品は繊細な内容が繊細なタッチで描かれていた・・・★★★ 星三つ!!  


Posted by としです at 21:10Comments(20)夜長の映画