
見た目、あまりきれいでないおじさん・・・だが、私も、人のことは言えない。
もう、寒くて、ガマンできない。次の、小笠PAまで、連れて行ってほしい・・・・
北海道で、トラックが壊れて、九州まで行かなくてはならない・・・
ヒッチハイクしながら、移動している・・・と、話し出した。
なんで、会社に連絡しないのかなぁ~電話代くらいだったら、誰かが恵んでくれるのではないのかなぁ~
そのトラックは、どうしたのかなぁ~なんて、思いながら聞いていた・・・・
一緒に行くには、このおじさんと一時でも、密室に・・・今のご時世、何があるかわからない。
だったら、身分証明書を見せてくださいと言ってみた。
そのおじさんは・・・・警察じゃねぇんだから、身分証を見せる必要はネェ~!!
その瞬間、私の頭の中で、プッチ~ンと音がし、もう、そのおじさんを相手にしなかった・・・
実はそのおじさんは、2人組、一人は交渉役、交渉が成立したら、もう一人が現れてきたのです。
その後、二人とも、小さなリュックを背負って、中国地方の親切な人に乗せてもらって西の方へ去っていきました。
いくら、詐欺にあうようなお人よしの私でも、そこまで親切にはできませんでした・・・・
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